旅行と試験の類似点 日常の環境だけじゃ足りない
あえて類似点を探してみました(笑)。
旅行と試験の類似点 制約がある
2020年(令和2年)のコロナ禍では、いろいろな行動やイベントができなくなりました。
ちょっとした見送りもあれば、人生のスケジュールを変更する必要があるほどの影響があった方もいるかもしれません。
そうしたコロナ禍での影響を受けた行動やイベントに旅行と試験があります。
(ここでの試験は、資格試験を想定しています)
冒頭でも記しましたが、旅行と試験では当事者の期待の方向が随分違います(笑)。
しかし、当事者から少し距離をおくと、似てるなーという点がみえてきます。
まず、旅行も試験も制約を受けます。
旅行なら普段の生活から離れるので、衣食住にわたって選択肢は激減します。
試験は、普段なら資料やインターネットでの検索をしつつ、時間をかけて処理できる課題を短時間で自分のアタマ一つで処理しなければいけません。
旅行も試験も、選択肢の制約という点では類似しています。
旅行と試験の類似点 その場でなんとかする
旅行と試験の第2に類似点は、その場でなんとかするという点です。
旅行記や旅行エッセイの魅力の一つが、旅先でのトラブルやハプニングです。
トラブルやハプニングにひきつけられるのは、そこからどうやって持ち直したかという展開です。
(悲劇のままの報告は、ルポルタージュになります)
普段とは違う環境で起きるトラブルと、そこからの立て直しは興味をそそります。
試験もそうした受験中のトラブル(予想外の出題や難問)→立て直しを受験中にその場でなんとかする点で共通しています。
合格体験記や受験ノウハウの参考書が継続的に出版されている理由も、そうしたトラブルを乗り切る魅力を感じたいからかもしれません。
(不合格体験記や受験撤退談では、文字通りお話になりません(笑))
旅行と試験の類似点 日常を自ら強制排除
旅行と試験の第3の類似点は、旅行に行くことや試験を受けることで、日常の環境を自ら強制排除していることです。
日常の環境でも、完全に自由で制約なしということはありませんし、その場でなんとかしなければならないこともあります。
ただし、そうした状況は外から飛び込んできた事故やトラブルという印象です。
自ら時間もお金も労力もつぎ込んで、日常の環境を強制排除する点で旅行と試験は、意外に似ています。
日常の環境だけでは、何か足りないという直感が、旅行や試験という機会に向かう理由かもしれません。
蛇足
旅行は帰ってくるときに日常の重さを、試験は終了すると日常に戻れるカタルシスを感じる点で違いはありますね。
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