確定申告でどれだけ無給休業されましたか?
無給も無休も返上する!

とりあえず確定申告の完了が最優先です。

ホッとした後は、カレンダーを眺めてみることがおすすめです。

時間が飛んでいるかもしれません(笑)。

まだ慌てるような時間じゃない!?

脱無給無休 追い込むか?、追い込まれか?

締め切りや期限が近づくと「追い込み」の時期と言われます。

ちょっと曖昧な表現です。

処理が佳境に入っているので自ら仕上げに「追い込む」のか、
泡を食って「追い込まれる」のかでは雲泥の差です。

一般には後者が多いかもしれません(笑)。

確定申告期の個人事業主に当てはまるケースが目立ちます。

なんとか申告書の提出ができれば一安心できます。

一方で、申告後にカレンダーの日付を眺めてみると、
決算・申告に費やした時間に愕然とするかもしれません。

無給かつ無休だった時間の長さがわかります。

脱無給無休 資料・取引・検討の整理はできていたか?

手慣れた業務や処理であれば手間取ることはありません。

たとえば、毎朝の起床からのモーニングルーティン。

炊事・洗濯・朝食etcと短時間に処理が立て込んでいても
サクサクこなせるはずです。

他方、確定申告。

サクサクどころではなく、ガタガタだったかもしれません(笑)。

まず、資料の収集や整理が不十分だったかもしれません。

かつてはレシートや領収書は紙一辺倒だったかもしれませんが、
現状ではPDFやデータのダウンロードも増えています。

アナログとデジタルの混在の上に未整理では処理に手間取ります。

申告の処理は、会計→税務です。

会計処理は、帳簿の作成→決算処理→決算書作成の順です。

会計処理の手順は毎年大きな変動はないはずです。

一方、経営は定型的な処理や進行で済んでいるものではありません。

1年を振り返るとイレギュラーな対応やトラブルは少なからずあります。

事業のお金に関連したやりとりは会計処理に反映させます。

資料が不十分だったり記録が欠けていると確認に時間がかかります。

事業の成果としての確定申告には税負担がともないます。

厳然たる納税義務ですが納税者に有利な選択は可能です。

  • 青色申告
  • 青色申告かつ複式簿記
  • 青色申告かつ複式簿記かつ電子申告
  • 青色事業専従者給与
  • 固定資産の少額減価償却資産
  • 開業費償却
  • 赤字損失の繰越
  • 小規模企業共済等
  • 倒産防止共済 etc

お金の流出がともなう選択もあります。

とはいえ、上記の検討を経ずに見送っていたのであれば、
やり残しの感があります。

確定申告期では間にあわない検討対象があります。

脱無給無休 経営者だからできる判断

個人事業主は形式的には「無給」です。

ただし、「無給」は表現上にすぎません。

経営には見返りがあります。

他方、確定申告での「追い込み(込まれ?)」の場合には、
営業にしわ寄せがあったかもしれません。

対策は以下の2つです。

  • 通常の業務に経理処理を織り込む
  • 外部へサポートを依頼する

確定申告とつながる経理処理が業務と分離していると、
かえって時間を要します

業務とつながった定期的な税務会計の処理がおすすめです。

税理士によるサポートも選択肢となります。

確定申告があるから「無給」や「無給」になるとは言えません。

経営者の判断次第で変えられる状況があります。

 

蛇足
3月中旬になると日照時間が長くなってきました。
日増しに青空を眺められる時間も伸びてきています。
残念ながら1日は24時間で変わりませんが(笑)。

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