2020年「今年の漢字」を予想 「鬼」!?

今回、税務会計・効率化・ITは皆無(笑)。


藤の木。

2020年今年の漢字 11月より募集

毎年恒例のイベントがあります。
2020年(令和2年)はコロナ禍で中止や取り止めになったイベントが多かった年です。

そうした年ですが、「今年の漢字」は例年通り11月より募集されるようです。

あらためて紹介すると、「今年の漢字」は公益財団法人日本漢字能力検定協会が主催しているイベントです。
毎年、世相を反映している漢字を選出して、12月に清水寺で貫主により揮毫(きごう)されます。

漢字検定を運営している団体のイベントですが、とくに宣伝がされるわけでもなく、12月の風物詩として定着しています。

誰でも「今年の漢字」の応募が可能です。
「今年の漢字」で検索すれば、該当のサイトは見つかります。

2020年今年の漢字 予想は「鬼」

2020年の募集はまだ始まっていませんが、私の予想は「鬼」です。

予想の背景には、コロナ禍と「鬼滅の刃(きめつのやいば)」があります。

「鬼滅の刃」の大ヒットはともかく、コロナ禍と鬼のつなかりがピンとこないかもしれません。

鬼とコロナウイルス騒動をつなぐ手掛かりは、日本の歴史にあります。

そのつながりは、「酒吞童子(しゅてんどうじ)」です。

ことばを補っていきましょう。

髙橋昌明教授(神戸大学)によれば、絵巻や御伽草子で知られている酒吞童子は都(京)に疫病を流行らせた鬼神だったと考察されています。
(「酒吞童子の誕生」髙橋昌明、岩波現代文庫)
都での疫病の流行と疫病の克服を物語化した作品が、酒吞童子の絵巻の成立背景にあるというわけです。

大雑把にとらえれば、
疫病の流行→疫病=鬼神=酒吞童子→源頼光による酒吞童子の退治、とつながるわけです。

疫病=鬼神、2020年ならばコロナウイルス=鬼ともいえます(と私が勝手に言ってます(笑))。

そして「鬼滅の刃」
作者は「吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)」さん(女性)。
2016年から週刊少年ジャンプで連載が開始され、2020年に完結しました。
2020年10月時点でコミックは累計8,000万部販売!
「鬼滅の刃」の大ヒットは、コロナ禍で低調になった映画を元気づけてくれた作品です。
(10月の公開3日間で46億円の興行収入)

何かと暗い話題の多い印象の2020年では、明るい話題です。

2020年の避けられない印象のコロナ禍も、明るい話題の鬼滅の刃も共通しているのは、「鬼」。

「今年の漢字」として当てはまりそうです。

2020年今年の漢字 ハロウィンの代わりに追儺!?

2010年代に定着しつつあったイベントがハロウィンでした。
2020年はコロナ禍でハロウィンも見送りのようです。

コロナ禍で暗澹たる年末か・・・?

しかし、「鬼」という視点で2020年をとらえれば、別のイベントもありえます。

「追儺(ついな)」です。
かつて鬼退治の儀式として宮中などで行われていたイベントです。
節分の豆まきの原型ともいえます。

「鬼」を退治して、次に進めれば・・・

 

蛇足
酒吞童子絵巻を「まんが訳」した作品もあります。
(「まんが訳 酒吞童子絵巻」大塚英志監修・山本忠宏編、ちくま新書)

追記
2020年(令和2年)12月9日(水)、「歴史秘話ヒストリア-大江山の鬼退治」が放送されました。
鬼滅の刃への言及はなかったものの、高橋教授の解説がありました。

追記2
2020年(令和2年)12月14日 今年の漢字は「密」と発表されました。
「鬼」は9位。
ベスト10では、「禍(2位)」「病(3位)」「疫(10位)」とコロナウイルス騒動に関連した漢字が目立ちました。

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