試験ではヤマを当てよう!? 的中率を上げるコツ

スリルマシマシ。

ヤマ当て 当たった!?

「始めてください」と試験監督官が声を発して
問題用紙をめくると、

当たった!?※△×■%ΣΨ

試験開始直後、数秒間フリーズ。

税理士試験の財務諸表論を受験したときの話です。

試験開始直前の昼食時間(財表は13時より試験)に
・答練と模試
・資格スクール数校の予想問題
を眺めつつ昼食をとっていました。

試験開始15分前には着席していなければならなかったので、
ぼちぼち試験会場に入室しようかと思っていたところ、
何となく気になる論点があり、一応確認。

その論点は模試や資格スクールの予想問題には
含まれていませんでした。

しかし、この問題が出たら嫌だなという不安を感じて
慌ててテキストを再確認したわけです。

本試験直前の不安が、結果的にはヤマ当てとなりました。

ヤマ当て 消極的発想で当てる

ヤマ当てというと胡散臭さと期待が交錯します。

インサイダー情報が無い限り、試験問題は誰にもわかりません。

とはいえ、試験問題には
・出題範囲
・過去問
・出題形式
といった情報が公開されています。

資格スクールの答練や模試、予想問題などは公開情報をもとに
出題者側に立ってヤマを当てにいくわけです。

ヤマを当てるといっても、資格スクールと受験者では見方が逆です。

出題者側の視点で、ヤマを当ててやろうという資格スクールに対して、
受験者のヤマ当てはもっと消極的な発想です。

受験者にとってのヤマ当ては、出てほしくない問題という視点です。

ヤマ当て 的中率を上げるコツ

税理士は1問につき1点・2点と積み重ねることで合格点に達します。

ケアレスミスや時間切れも痛手ですが、
・理解不足
・演習不足
による苦手の放置が失点の大きな原因になります。

弱点の克服が合格への近道とは言われます。

表現を変えると、致命的な失点につながる問題や論点を抽出して、
優先的に勉強していくことになります。

試験では、特定の問題が解けたからといって合格できることはありません。

克服した弱点やミスの回避が合格につながります。

インプットだけでなく、アウトプットの勉強を続けることで、
弱点やミスに向き合う機会が増えます。

弱点やミスにつながる問題や論点という本試験で見たくない問題の克服が、
結果的に本試験でのヤマ当てにつながります。

 

蛇足
冒頭の試験では、理論問題はヤマが当たりました。
しかし、計算問題では冷や汗の連続でした。
貧乏性なのか、せっかく当てたヤマを無駄にしたくない一心で
問題を解き続けました(笑)。
幸い合格できました。

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