青色申告をしっかり活用できていますか?
確定申告の特典だけがメリットじゃない!?

開業したら、本気で申告するなら「青色申告」一択!
という判断で間違いありません。

とはいえ、青色申告を選択しているだけでは不十分です。

実益につなげていくもう一歩が必要です。

草もちであべかわ

青色の実益 こちらも3月締め切り!

3月は第2の年末とも言えるほど締め切りの多い月です。

「確定申告」は月末ではなく「3月15日」が締め切りと
ちょっと変則的な締め切りだったりもします。
 (2026年(令和8年)は3月16日、消費税は3月末)

忘れがちですが、「青色申告」の申請も3月15日締め切りです。

白色申告も選択肢ではありますが、

  • 白色申告でも帳簿は必要
  • 白色申告には特典無し

というわけでおすすめはしていません。

一方、青色申告を選択しているが利用できているとは言えない
という方も少なくありません。

青色の実益 特典は入口!

青色申告には各種の税負担軽減の特典があります。

  • 青色申告特別控除
  • 少額減価償却
  • 専従者給与
  • 赤字の繰越

どれも無視できない特典で漏れなく利用したいところです。

他方、青色申告を選択しているメリットが特典の利用だけ
という見方は少々物足りません。

青色申告は一定水準の帳簿を作成して適切な申告をすることで
特典があるという制度です

制度の原点に立ってみると適切な会計処理を税務申告だけでなく、
青色申告を起点にして事業経営に活かすことがおすすめです。

青色の実益 決算・申告以前から!

青色申告は決算・申告期にメリットを感じやすいかもしれません。

所得税の負担の軽減とのつながりでは間違いではありませんが、
青色申告を起点に期中の段階でもメリットはあります。

たとえば、売上の計上と売掛金の回収の管理。

タイムリーかつ売上と売掛金の対応がとれていることで
取引上のトラブル防止につながります。

あるいは事業資金の管理。

青色申告制度は所得税に関連した特典となっていますが、
適切な記帳と事業資金の管理はつながります。

確定申告は損益計算と直接的に関連する所得税だけでなく、
消費税も対象です。

消費税は損益計算とは別個に納税負担が発生するため、
納税資金対策に苦慮する可能性があります。

青色申告を活かす上で複式簿記の活用は欠かせませんが、
複式簿記の活用は事業資金の管理とも関わりがあります。

付け加えると青色申告特別控除を活かし切るのであれば
e-Tax(電子申告)を選択することになります。

業務のデジタル・オンライン化、効率化ともつながります。

青色申告の選択や申請は制度の利用の入口段階にすぎません

決算・申告期だけでなく、期中でも青色申告を活用できる面があります

 

蛇足
アイキャッチ画像は草もちのあべかわです。
おもちは冬とのつながりが強いのですが、
草もちには春への季節の変化が連想できます。
とかなんとか言いつつしっかりいただきました(笑)。

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