根拠の提示を優先、口で説明は後回し!
拡張機能「スクショズームくん」開発
「話せばわかる」というアプローチはハズレではありませんが、
最優先されると仕事が渋滞します。
電話を優先してしまうことと同じ結果になるわけです。
まず、根拠の提示が優先です。
スクリーンショットも馬鹿にできないツールです。
スクショズームくん 話しているのか?
税理士業に限りませんが、コミュニケーションは大切です。
ちょっとした確認の漏れや行き違いでも問題は発生します。
それでなくとも、税務会計の仕組みや資料はわかりにくく、
当事者でも正確に言い表すことは難しかったりします。
会って話せばわかる、とりあえず電話で聞いてみる
といった選択をとりがちになります。
とはいえ、いざ会って話してみても、
- 曖昧な表現
- 身振り手振りのジェスチャー
と結局のところ「解読」が必要だったりします(笑)。
実感や思惑はとりあえず棚上げして、
- 根拠となる資料
- 実態のわかる証拠
といった確認が優先したくなります。
「スクリーンショット」の利用が有効な選択肢です。
スクショズームくん スクショズームの使い所
パソコン画面を画像データで保存するスクリーンショットは
シンプルでも有効なデータを残すためのツールです。
閲覧している画面でも、操作中の画面でも同じように保存できます。
Windowsの標準機能でも、フリーソフトでも利用できます。
私は生成AIを利用して、Chromeの拡張機能「スクショズームくん」を
作成してみました。

一箇所惜しかった(笑)
スクリーンショットの保存に加え、選択範囲の画像を縮小・拡大できる
といった機能も加えてみました。
ウェブサイトではフォントサイズが小さいために見づらい
といったことがあります。

些細なことですが、改善と効率化を拡張機能で達成できます。
スクショズームくん 経験値に変えていく!
会って話したり、会話で問題を解決することも選択肢ではあるものの、
記録しておかないとその場しのぎになりがちです。
年末調整や確定申告でありがちな光景かもしれません(笑)。
せっかくの経験を次に活かす仕組みに魅力があります。
スクリーンショットの画像ファイルであれば、
- 記録した年月日
- 対象や取引先
- 内容
といった情報をファイル名に盛り込んでおくことがおすすめです。
あれ・これといった指示語や身振り手振り無しでも、
記憶とともに記録が物語ってくれます。
蛇足
拡張機能「スクショズームくん」は生成AI「Manus」を利用して作成しました。
アイコンの作成にはManusで作成した「アイコンメーカーズ」を利用しました。
(内製化と外注での選択であえて悩んでみる!?)
オリジナルのITツールを手軽に作れる楽しさが実感できます。
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