スキルアップも勉強も更新頻度で! 問題の細分化は2通り
春もスタートに良い時期です。
更新頻度 アウトプット=高いハードルの誤解
4月を目前に書店に並ぶ定番が、外国語のテキスト。
私もこれまでフランス語・イタリア語・韓国語のテキストを
買ったことがあります(笑)。
テキストを買ったときには、それなりの・何らかの想いが
ありました(はずです)。
スキルアップや学習では、アウトプットを想定すべき
と指摘されます。
漫然としたインプットや曖昧な目標への戒めです。
アドバイスとしては納得できます。
とはいえ、その反動で目標や水準のハードルを上げてしまうと、
自己嫌悪の悪循環に落っこちます。
更新頻度 完璧主義や達成主義の欠点
アウトプットを重視するといっても、
目覚ましい成果をあげること、だけではありません。
高い目標をアウトプットの成果とすると、
完璧主義や達成主義に引きずられます。
たとえば、ビジネスや趣味で情報を発信しようとする場合、
・ホームページなどサイト
・ブログ
・メルマガ
・Twitter(ツイッター)などSNS
といったメディアツールがあります。
先行して発信している方を参考にしたり、
セミナーや本から得た知識や情報で、
アウトプットを想定します。
意欲を持って、前向きにアウトプットを想定すると、
想定段階で達成した錯覚さえしてしまいます(笑)。
しかし、いざ実装してみると・・・
想定外ばかりが目につきます。
・予想より時間がかかる
・想っていたほどの仕上がりにならない
・誰も見てくれない
アウトプットでの成果を実感する以前の段階でヘコミます(笑)。
アウトプットを重視したスキルアップや学習が悪いのではなく、
アウトプット→成果といった完璧主義や達成主義のすっ飛ばした思い込みが、
自己嫌悪で跳ね返ってきます。
更新頻度 更新するメリット
スキルアップや学習ではアウトプットを重視しつつ、
解決する問題を分けていくことがおすすめです。
問題の細分化も2通りあります。
一般的な問題の細分化は、最終目標と中間目標の段階的な分け方です。
解決する問題の分量や難易度を考慮した分け方といえます。
資格試験や一定のスキル習得のように、
達成基準が明らかな場合には適しています。
もう一つの問題の細分化は、
スキルアップや学習の更新頻度に注目する見方です。
上記のメディアツールのように、
成果や目標自体が変化・更新する可能性がある対象におすすめです。
アウトプットによる成果の質や量が、
更新の都度変化する対象でのスキルアップや学習では、
継続が欠かせません。
更新頻度を重視したアウトプットは、
闇雲に完璧主義や達成主義にはまっての自己嫌悪をスルーするために
おすすめです。
蛇足
継続は力なり、という格言は好きですが、
ちょっとことば足らずです。
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