消費税の負担感を仕訳で理解する!
お金・損益取引・消費税の3つの視点でアプローチ!

決算・申告の処理が完了すると残すは提出と納税のみ
というわけでもありません。

当事者目線で納得のいく確認も必要です。

とはいえ、知識や理解なしでの確認は困難です。

とくに消費税の負担感には引っかかる方が少なくありません。

負担感と仕訳 やっぱりもやもや!?

決算・申告の処理は1年間の事業経営の取引の成果となります。

黒字・赤字、前年以前からの推移や想定との違いなど
確認しておきたい点は多々あるはずです。

税務会計処理はとっつきにくいとはいうものの、
損益計算であれば経営者にはピンと来るはずです。

一方、消費税の納税額を目の当たりにすると、

  • ???…!?

という表情をされる方は少なくありません。

想定以上の負担感や損益取引とのズレを感じることで
納得がいかないことがあるようです。

負担感と仕訳 お金・損益取引・消費税

損益取引と消費税は一つの取引にまとまっています。

とはいえ、複式簿記での仕訳では損益取引と消費税の処理は
同時かつ別々に処理されています

シンプルな取引の仕訳でも消費税の仕組みの理解では
有効なアプローチになります。

たとえば、売上での入金取引の場合。

入金された1,100円の内訳は売上と消費税分の合計である
ということが1つの仕訳に集約されています。

仕入でも同じように仕訳がされます。

上記の2つの仕訳とは異なり、消費税が関連しない取引もあります。

固定資産税などの租税公課は消費税の対象外です。

ザックリした取引の内容ですが、損益取引と消費税を分けてとらえると
負担内容や負担感の違いが生じることがわかります

1年間の事業経営に関わる取引を損益取引と消費税を並行してみると
大きな隔たりにつながることも不思議ではありません。

負担感と仕訳 決算・申告期以前から

決算・申告は納税までを遂行して完了となります。

所得税や法人税といった損益取引とのつながりの強い税金は
比較的納税額の想定がしやすい性格があります。

他方、消費税は取引に関連して発生する税金ではあるものの、
損益取引とは異なる仕組みで税負担額が計算されます。

損益取引と消費税の計算の混同や誤解が想定外の負担感に
つながっていきます。

納税も事業経営の資金繰りの要素となります。

「納税」という一括りでは対応しきれない状況も考えられます。

税負担額を操作することはできませんが、負担感については、

  • 月次決算段階での把握
  • 「予納ダイレクト」の利用
  • 税負担を含めた資金繰りの管理

と緩和する対策は可能です

決算・申告をきっかけに消費税の負担感を含めた見直しを
税理士と協働で進める選択肢もあります。

1年後の悩みを解消する対策は今からでもとれるはずです。

 

蛇足
今回の資料は私が一から作成しました。
AIを利用してもよかったかな?と蛇足を書きながら考えています(笑)。
とはいえ、手を動かしてみることでアタマの整理になるので
図解の作成は無駄ではなさそうですね。

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