観光旅行 停滞しているからこそできることも
新型コロナウイルスの収束後も見すえて。
観光旅行 金沢での激増と激減
新型コロナウイルスの感染防止のために外出を控えるムードが強い状況が続いています。
2020年3月は北陸新幹線開業5周年と本来なら勢いにのるところですが、国内外からの旅行客も停滞しています。
新幹線開業前の金沢駅周辺は、日航・全日空ホテルとその他地元ホテル少々という状況で、夜も寂しい光景でした。
(金沢の夜の街は片町(カタマチ)という駅からは離れた場所です。さらに、通勤で電車やバスを使うことはマイナーです。)
観光客もそれほど目立たず、外国からの旅行者は稀でした。
新幹線開業後は、様相が一変しました。
金沢駅周辺のホテル建設と開業の連続、旅行者の急増、メディアでの紹介が急増となっていきました。
北陸地方というよりも、石川県というよりも、金沢ではありますが注目の度合いやメディアでの露出は増えました。
観光旅行 旅行者からみると
新型コロナウイルスは、上げ潮ムードの金沢や北陸地方の観光に大きく水を差しました。
この影響は金沢だけでなく、観光地の多くで見られる現象でしょうし、外国人観光客をあてにしていたお店にも当てはまります。
売上の減少や先行きの不透明さへの対処として、政府が融資の対策を打ち出しています。
事業者の視点から見ると、今回の新型コロナウイルス騒動は借入の前倒しを検討してみるきっかけになるかもしれません。
新型コロナウイルスの影響による売上の落ち込みも申告ですが、感染収束後の巻き返しも必要だからです。
一方、旅行者から今回の騒動をみると、まずリアルでの観光は自粛しているムードです。
ウェブや雑誌、パンフレットなどで脳内ヴァーチャル旅行もありですが、フラストレーションがたまります。
自分だけならともかく、旅行を期待していた同行者(家族など)には脳内ヴァーチャル旅行は勧めにくい実態もあります。
(安くつきますが・・・)
旅行自体が、ヴァーチャルでは感受できないリアルな刺激を得るための行為なので当然と言えます。
(ザックリした例ですと、東京スカイツリー展望台から下界を眺めてスゲーという感覚です)
観光旅行 準備期間が増えたと割り切る
新型コロナウイルスの騒動もいずれ収束します。
自粛ムードの観光旅行も再開されます。
旅行を延期している間は、準備期間と割り切る方が前向きです。
たとえば、金沢での旅行なら市内をタクシーやバスではなく、レンタカーで巡ってみることを想像するなどです。
金沢から県内なら能登、県外なら富山・福井は車で日帰りコースです。
また、新幹線だけではなく、飛行機を併用する可能性もあるかもしれません。
(石川県には能登空港と小松空港が、富山県にも富山空港があります)
いろいろ考える時間が増えたことは、これから旅行する方にはポジティブな意味になります。
蛇足
百間堀(兼六園と金沢城の間)は、車からでも花見ができます。
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