会計ソフトの入力は残高の確認で達成です！
精度を高めるためのあと一歩！

達成感と処理の完了が一致しないことがあります。

ため息が漏れそうです(笑)。

深呼吸をして、あと一歩がおすすめです。

残高確認で達成　どこでホッと一息つくか？

小学生の頃にサラッとされた注意をいまだに覚えています。

• 家に帰るまでが遠足です！

遠足からの帰途、気が抜けていて事故に遭うことへの注意喚起です。

一段落したと思っていると、不注意や見落としが多くなるので、
遠足と縁がなくなっても覚えているフレーズです。

会計処理でも当てはまる注意喚起と言えます。

とりわけ会計ソフトへの仕訳データの入力。

データの取り込みがあるとはいっても、人手は介在します。

入力後にホッと一息ついて気が抜けることは自然な状態です。

とはいえ、自然な状態が成果といえない問題があります。

残高確認で達成　お金から効率よく確認

会計ソフトへの仕訳データの入力では下記が重要です。

• 貸借科目の残高確認までが入力！

会計ソフトは良くも悪く集計・転記を自動的に処理してくれます。

入力が即決算書の完成ということにもなります。

問題は集計・転記された成果です。

誤入力・誤処理も成果に反映されます。

入力したデータをアタマから確認することもできますが、
貸借科目の残高から確認すると効率的です。

貸借対照表では現金・預金の残高から確認します。

１か月単位であれ、１年間であれ、日付ごとの残高と
現金出納帳や銀行口座残高と入力残高は一致するはずです。

銀行口座残高と入力したデータの残高が不一致であれば、
何らかのミスが考えられます。

• 金額の入力ミス
• 二重の入力
• 入力の漏れ
• 貸借の逆転

売上や経費が過大になったり過少になったりしかねません。

取引量の少ない銀行口座から順に残高を確認していくと、
効率よく確認がとれます。

残高が不一致になっている時点での処理を確認していきます。

現金出納帳の確認では帳簿と現金残高の確認も行います。

売掛金や買掛金、預り金など科目の確認も必要ですが、
預金から確認することがおすすめです。

残高確認で達成　精度を高める！

実務上の会計・簿記の処理では試験での「解答」はありません。

とはいえ、精度の高い適正な会計処理とその成果もあれば、
そうではない結果が残ることになります。

会計・簿記の処理は決算書だけでなく所得税・法人税・消費税の
税務申告書にも反映されます。

会計ソフトは処理の効率性を高める面もありますが、
処理の精度を自動的に高めてはくれません。

入力後の科目残高の確認は地味な過程ですが、
会計・簿記の処理の精度を高めるために必須です。

• 貸借科目の残高確認までが入力！

シンプルですが大切な過程なので再掲しました。

 

蛇足
アイキャッチ画像は「娘娘万頭(にゃあにゃあまんじゅう)」です。
「娘娘(にゃあにゃあ)」は加賀地方の方言で娘さんの意味だそうです。
私は加賀地方在住ですが、知らないことばでした(笑)。
かわいらしさをお菓子で表現しているそうです。

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