片付けと再始動は一体化がおすすめ!
決算書・申告書を隣において今年の処理へ!
「締め切り」と「慌てる」はセットになりがちです。
ただし、残念なセットの典型例です。
確定申告が終わって一息つけるときだからこそ、
間を置かない再始動がおすすめです。

年明けの気分をもう一度!?
片付けと再始動 先回りでは残念!?
個人事業でも法人経営でも年に一度の決算・申告は面倒です。
1年間の経営を帳簿・決算書・申告書にまとめていく必要があります。
税負担もあれば、申告期限やそれらにともなうペナルティもあり、
申告が終わるとホッとします。
うっかりすると、スカッと忘れたくなります(笑)。
あるいは、また来年しんどい思いをするのかな?
といった残念な先回りをしていしまうかもしれません。
スカッと忘れるより、残念な先回りをしてしまうよりも
さっさと再始動がおすすめです。
片付けと再始動 後始末は封印ではありません!
税務申告が完了すると、決算書や申告書を保管します。
保管の対象は決算書や申告書だけでなく、関連する資料もあるはずです。
書面もあればデジタルデータもあります。
ダンボール箱に入れてガムテープで封印やフォルダにデータを格納で
税務申告が終了となりがちです。
片付けてしまいたい気持ちをグッとこらえることがおすすめです。
税務申告の終了は新年度の再始動とつなげてようやく完了です。
貸借対照表の期末残高が翌期首残高となることと同じです。
決算・資料の後始末をそそくさと終わらせるのではなく、
不備があった点を確認して再始動につなげます。
片付けと再始動 隣において今年の処理へ!
決算・申告の処理を一通り行うと、
- 必要な資料の保管の不備
- 会計・税金の知識の不足
- 会計処理の遅れ
- 会計・税金で使用するツールやスキルの不足 etc
と課題がはっきり出てきます。
自力で解決できる課題もあれば、税理士のサポートが有効な課題と
問題も対応も細分化できる状況のはずです。
他方、時間が経ってしまうと問題も対応も曖昧になってしまいます。
個人事業で3月の申告期限に間に合ったという方であっても、
既に新年は2か月以上会計処理が滞留しているかもしれません。
申告期限で慌てるのではなく、新年度の開始を急ぐべきです。
帳簿や決算書・申告書やその他の資料を隣に置きつつ
今年の会計処理を始めることがおすすめです。
前年の資料も記憶も封印する前に活かすことができます。
蛇足
アイキャッチ画像は2025年(令和7年)の巳年にちなんだ置物です。
瓦を土台に使って作られている置物だそうです。
金運が上がりそうな印象がありますね(笑)。
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