ExcelのVLOOKUP関数を使えるようにするショック療法とは?

ショック療法といっても痛くもかゆくもありません。
安心して、ショックを受けてください(笑)。

ショック療法 苦手は定番化する

書店に行って棚を眺めていると、ふと仮説が思い浮かびました。

はやし
はやし
苦手って定番化していくのかも!?
たとえば、すでに定番化している苦手では、

  • ダイエット
  • 英会話
  • 簿記
  • IT

といった対象があげられます。

上記の対象は棚が埋め尽くされるほどの本やテキストがあります。

定番化していく苦手分野では、細分化も進展します。

IT→パソコン→Excelという細分化にとどまらず、
Excelの特定の分野に絞った参考書もみられます。

その一つとして、「VLOOKUPヴイルック関数」があります。

ショック療法 VLOOKUP関数をサクッと

VLOOKUP関数は、

  • 抽出
  • 転記

といった処理で定番のExcelの関数です。

定番の関数という一方で、苦手意識をもつ方が多い
という残念な一面も固定化しています。

コンパクトな量のデータを使ってVLOOKUP関数を使ってみると、
無理なく利用できます。

たとえば、下記のようなよくある一覧でのデータの抽出。

「管理番号」からデータの抽出ができます。

たとえば、「管理番号」の「MS05」のデータを抽出する場合。

表のG列3行目のセルにVLOOKUP関数を入力します。

  • =VLOOKUP($F$3,$A2$D8,2)

セルG3のVLOOKUP関数の内容はカッコ内の左より、

  • セルF3(青)の「検索値」を、
  • 表(A2からD8、赤)の「範囲」から検索して、
  • 表の「2列目」(緑)の値をもってくる

ということになります。

VLOOKUP関数はアナログであれば、英和辞典や電話帳に類似しています。

VLOOKUP関数の機能面の理解はそれほど込み入っていません。

関数の入力も、VLOOKUP関数を途中まで入力すると、
関数の一覧が表示され、選択できます。

カッコ内の引数は、手入力だけでなく、マウスでの選択も可能です。

膨大なデータであっても、基本的な設定は変わりません。

ちょっと手を動かしてみると、VLOOKUP関数の成果が実感できます。

ショック療法 Pythonでガクッと

VLOOKUP関数がそれほど厄介ではないとわかっても、

  • もうちょっとカンタンにならないか?

と欲を出してしまうかもしれません(笑)。

処理のアプローチを変えてみます。

ExcelのVLOOKUP関数での抽出と類似の処理を
プログラミング言語「Pythonパイソン」で行ってみます。

まず、Excelのデータを読み込ませます。

上記の処理は、データを読み込んだにすぎません。
データの抽出の準備だけの処理ともいえます。

では、データの抽出処理を加えて実行。

お疲れ様でした(笑)。

ExcelのVLOOKUP関数がグッと手軽な印象になったはずです(笑)。

Pythonでの処理が無駄で非効率というわけではありません。

処理の内容に相応ふさわしいアプローチがあるだけです。

淡い期待がVLOOKUP関数の利用を遠ざけている
という方にはPythonでの処理がおすすめです。

ショック療法もたまには役に立ちます。

 

蛇足
Excelの処理をPythonで行うことは非効率というのは早計です。
今回は皮肉を込めてPythonをて馬にしたにすぎません。

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