新聞の切り抜き 情報価値だけか?

地味に再検討です。

1新聞の切り抜き 対象
2新聞の切り抜き 方法は
3新聞の切り抜き 自分のメディアへ

新聞の切り抜き 対象

毎朝新聞を読んでいます。
(「毎日」と書くと誤解されます(笑))

化石とも恐竜ともいわれるほどの大手メディアの代表ですが、一定の質と量と編集方針に基づいている情報は無視できません。

また、地方の情報は地方テレビ番組・情報誌(有料無料)もありますが、包括性や継続性を考慮すると新聞からの情報はまだまだ有効性を保っています。

全国紙・地方紙ともウェブ版も充実してきているので、私も今後はそちらのみでの購読もありえますが、今のところ紙で読んでいます。

紙の新聞は今のところ、一覧性と強調の面で読みやすさを感じています。
たとえば経済欄でも、記事によって取り扱いの大きさがはっきりした違いがわかります。

紙の新聞で私が切り抜く対象は、主に本に関連した記事です。
具体的には、読んだ本や関心のある本の著者のインタビューや関連の記事・写真などです。

新聞の切り抜き 方法は

新聞記事の内容にのみ関心がある場合は、メモをとったり、スマホのカメラで撮影します。

長期での保存に執着していない場合ですと、一定期間さえ見直せればよいと割り切っています。

これに対して、本に関連した切り抜きは本を所有している期間保存しておきたいものです。

切り抜きの方法は2つです。

まずは新聞紙を直接切り抜きます。
長所は記事の見出しや大きさが物理的に把握できるので、時間を経ても切り抜き時の印象が再現しやすいと言えます。
短所は切り抜きの手間と検索性です。
私の場合、スクラップブックではなく本に直接挟んで保存するので検索性は弱いところです。

切り抜きの方法の2点目は、スマホのアプリを利用することです。
「Scrap Clip」などのアプリで記事を撮影して切り抜きとします。
長所は簡単であることと検索性です。
短所は切り抜き記事と切り抜きの対象である本との紐づけが弱くなることです。

直接記事を切り抜く方法もアプリでの撮影による方法も紙という媒体があることで欠点を抱えています。

完全にウェブ版の新聞に移行すれば、上記のような問題はなくなるかもしれません。
(そもそも「新聞」とうメディアのジャンルにとらわれないかもしれません)

新聞の切り抜き 自分のメディアへ

私はそれほど頻繁に新聞を切り抜いてはいません。

ただし、切り抜きという行為がある種の情報の編集とすると、新聞記事の切り抜きは自分のためのメディアをもつ行為とも言えます。

以前読んだ本に関連した新聞記事が挟んであることで、その本のもつ意味や情報に厚みが増すと感じます。

即効性を期待できない行為ですが、自分の長期にわたる考え方を距離をおいてみることもできます。

 

蛇足
十数年前に読んだ「アレグザンダー・ハミルトン伝」に数年前ハミルトンのミュージカルが好評を得ているという記事を挟んでいました。
映画化されるんじゃないかと予想しています。

 

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