ウェブの表は読み込んで再利用! エクセルか?、スプレッドシートか?
効率化の道は欲張り顔でまかり通ります(笑)。
迷わずにたどりつけるか?
ウェブの表 手入力はパッとしない
パソコンの利用を敬遠しがちな方ではキーボード入力が苦手
という傾向がみられます。
両手でのタッチタイピングやテンキーでの高速入力が
高い敷居と感じられるようです。
ちょっとした誤解かもしれません。
日常的な使用であれば入力は多くありませんし、
高速で行う必要性も強くありません。
むしろ、いかに入力を少なくするかといった工夫が
ミスを減らし、時間を効率的に使うことになります。
たとえば、ウェブでみつけた表の再利用。
上記は国税庁サイトにある表です。
VLOOKUP関数などで再利用しやすそうです。
分量はそれほどないので手入力して利用することも考えられそうですが、
効率化を期待して欲張った試行錯誤が魅力となります(笑)。
ウェブの表 スプレッドシートか?
表の読み込みと再利用ということで表計算ソフトが連想できます。
- エクセル
- Google スプレッドシート
ウェブ上のデータということで、まずGoogle スプレッドシートを
試してみます。
Google スプレッドシートでは「IMPORTHTML」関数があります。
読み込みたいサイトから該当するデータを関数に投入すればよさそうです。
サイトのコードは、「Ctrl+U」で確認できます。
表のクエリは「table」なので確認してみます。
あれっ!?
話が違う(笑)。
一縷の望みを託して「script」を試してみましたが…
懲りずに次の選択肢に移ります(笑)。
ウェブの表 エクセルでは?
エクセルでは関数ではなく「データ」タブの「データの取得と変換」
を利用します。
今回は「Webから」を選択します。
読み込みたいサイトのアドレスを下記のように貼り付けます。
念のためですが、上記の貼り付け対象は検索バーでアドレスを選択して、
右クリック→コピーです。
該当する表を確認して「読み込み」を選択します。
出来上がり!
一旦エクセルに取り込んでしまえば、加工や編集ができます。
下記のような編集も容易です。
編集といっても、
- コピー→「値」で貼り付け
- フォントサイズ変更
- 行タイトル太字化
- 行の高さ変更
- 文字の配置変更
- 「から」を「~」に置換
といった程度です。
置換は表をドラックして、「Ctrl+H」がショートカットです。
ウェブ上の表の読み込みは、読み込み後の工程を期待した処理です。
エクセルの「データの取得と変換」を利用することで、
後工程での処理に集中できる時間を確保できます。
ウェブでの表の再利用の際に参考にしてください。
蛇足
今回取り扱った処理ではエクセルに軍配でした。
ただし、現状かつ上記の方法での結果です。
スプレッドシートでも別の方法を探ってみる価値があります。
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