税理士登録での留意書類

しれっと。

1税理士登録 所要期間と特徴
2税理士登録 留意書類
3税理士登録 登録後の準備も

税理士登録 所要期間と特徴

税理士の登録をしました。

今回は登録手続きの際に、私がつまづいたポイントをお伝えします。

まず登録申請の書類の準備にかかった期間ですが、約1ヶ月です。
(書類の準備にです。準備から登録証票伝達まで約3ヶ月でした。)

必要な書類は、日本税理士連合会のサイトに記されています。
また、所属する予定の税理士会に問い合わせれば担当者が応対してくれますので、余計な空回りが減ります。

税金の申告や行政手続きは電子化ですが、登録に関しては紙文書のみと言えます。

ついでに書いておくと、手書き書類が中心です。
手書きですので、訂正の際も二重線・押印・「何字訂正何時加入」といった記載も要求されます。
(こういった細かい作法の面でも税理士会担当者のサポートが必要です)

さらに書いておくとハンコが不可欠です。

税理士登録 留意書類

以下は私が準備に時間を要した書類です。
(申請する方次第の内容もあります。税理士会担当者にもご確認ください。)

「税理士登録申請書」
・手書きというだけでなく、転職や無職期間を書く職歴欄が一枚に収まりませんでした。
→二枚目は必要な職歴事項のみ記載

「職務概要説明書」
・会計事務所以外での在籍期間があり提出しました。
書式は自由なのですが、勤務先の代表者の署名と押印は必須でした。
→とくに押印。地方税理士会での審査時は押印無でも通りましたが、後日日本税理士連合会より再提出の要請がありました。

「在職証明書」
・既に離職しているかつての勤務先や税理士登録の書類が初見の勤務先に書類作成を依頼しました。
資料を依頼する際には、以下のものを同封しました。
依頼状(依頼内容・必要書類と必要な理由)
在職証明書のサンプル
在職証明書用紙
返信用封筒(角2号A4サイズ・140円分の切手付)
印紙(登録証明書などを請求した場合の見合額分)
菓子折り(在籍先にもよるが3,000円位、書類の依頼と同じころに届くように手配)

職務概要説明書や在職証明書での不備は、再度依頼することもあるのであらかじめ税理士会担当者と打ち合わせをして、必要な書類や留意点を確認しておく方が円滑に進展します。

税理士登録 登録後の準備も

登録が完了するまで税理士と名乗れないのですが、一方で登録後の準備も必要です。

とくに開業の場合、税理士事務所の設置に関する書類の提出が必要です。
自宅以外での開業では、物件探しを含めて時間を要します。

地方税理士会への書類提出後には登録調査委員立ち合いの事務所確認もあります。

名乗れないけど使用目的は明かしつつ物件を探していくわけです。

新規事業の立ち上げを実感できる機会でもあります。

 

蛇足
地方税理士会でも毎月ごとの締め切りもあるようです。
北陸税理士会は毎月10日締めです。

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