税理士との初回面談後には何をするか?
今後の課題も見える化!
面談、それも初回の面談は期待と不安が交錯します。
期待>不安で次回以降の展開に望みたいところですが、
待っているだけではちょっと残念です。
面談後のセルフフォローがおすすめです。
初回面談後 後日ご連絡いたします
所得税や法人税・消費税・相続贈与税といった税目に限らず、
個人・法人を問わず、税理士への依頼では面談がつきものです。
確定申告期などの無料相談を除けば、相続税のような単発であれ、
事業経営での継続的関与であれ、面談→関与の流れとなります。
これまで税理士との関わりがなかった方にとっては、
初回の面談が負担に感じられるかもしれません。
税理士にとっても初回の面談は期待と不安が交錯します。
事前情報をいただいていた場合でも、面談時に深堀りすると、
検討を要する事項に行き当たることがあります。
依頼者側・税理士双方で初回面談の結果、
何かしら得るものがあります。
面談後の対応については、後日メールで返答させていただく
といった対応を私はとっています。
初回面談後 何かしておくべきか?
依頼を予定されたお客様は面談以降、返答待ちとなりますが、
時間の空費を避ける点から以下がおすすめとなります。
- 資料の整理
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定款、登記簿謄本
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直近2~3期分の決算書・申告書
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会計データ、元帳
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直近の試算表(あれば)
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- 面談内容・要望の確認
- 税理士からの指摘事項の整理
次回以降の税理士とのやりとりだけでなく、他に面談先がある場合にも
上記のセルフフォローは有効になります。
とりわけ事前に想定していなかった税理士からの指摘事項は
今後の課題になる可能性があります。
初回面談後 課題の見える化も!
私は初回面談後にはメモを作成して、要望や課題を整理しています。
お客様の現状での課題や不満の解決も必要になりますが、
今後の展開を含めた提案も検討します。
たとえば、取引の拡大が見込まれる場合での融資申し込み。
開発・製造・販売が拡大が予定されれば、資金需要が発生します。
資金繰り・事業計画、経理体制の見直しが必要になるかもしれません。
今後の課題はお客様側では気づきにくい対象だったりします。
依頼の面談時にはサービス・料金等の想定をされていると思いますが、
今後の展開を含めての業務の見直しもおすすめとなります。
課題の見える化が進むことも面談の成果の一つです。
蛇足
アイキャッチ画像は散歩中に撮影した「マルバルコウ」です。
ミニ・アサガオといった印象ですが、小さい花が大量に咲き、
ちょっとウルサイ印象さえあります。
2025年(令和7年)9月の残暑に負けない強い一面もあります。
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