パソコン 処理とコミュニケーション

きれいなディスプレイはいいなあと思いつつ。

1パソコン 処理だけならそろばん・電卓
2パソコン 処理の過程がみえる
3パソコン 将来もみえる

パソコン 処理だけならそろばん・電卓

かつて税務会計の仕事のイメージといえばそろばんでしたし、今でも電卓が思い浮かぶことが多いかもしれません。

そろばんは使える方が減ってきましたし、電卓ももはやかつてほど使われていません。

現在の税務会計処理の道具・ツールというとパソコン(PC)のイメージです。
PCを基本ツールとして、タブレットやスマホで補っています。

そろばん→電卓→PCの移り変わりは処理の効率化のわかりやすい例です。

ことばを補っておくと、税務会計での効率化は計算・集計・転記に及んでいます。
そろばん→電卓の移り変わりは計算・集計の段階の効率化にとどまりましたが、PCによって転記までの効率化に至ったわけです。

パソコン 処理の過程がみえる

電卓も広義ではデジタルの計算機器ですが、PCとまったく異なるのは処理の過程が見えないこととデータの利活用ができないことです。

税務会計での計算は通常加減乗除が中心です。
(まれに累乗計算もありますが割愛)

とはいえ処理過程が長いケースもあります。

処理が複雑なケースをPCではエクセルなどの表計算ソフトで見える化することが可能です。

処理を実行している者にとってはセルフチェックの負担が減りますし、訂正も行いやすくなります。

税務会計での事務は、日常の処理は明瞭でも、決算や申告となると会計や税法による専門的な敷居を感じやすい内容です。

PCによる処理の見える化は、事務を委託した側にとっても当事者として知りたい内容を見える化できる面があります。

パソコン 将来もみえる

PCでの見える化は、処理を行った側と委託した側の双方にかかわります。

見方を変えると、処理を行った受託者と委託者で共通の認識を持ちやすくできる可能性もできると言えます。

処理時点での認識を確かめられることはトラブル回避の点で有効です。

また、PCでの処理はデータの利活用も可能なので、将来の計画の確認やシミュレーションでの利用があります。

そろばん→電卓→PCというツールの移り変わりは表面的です。

実態は、PCの利用で受託者限定の閉じた状態→受託者と委託者共通の認識のはずです。

問題はPCというツールより、わかりやすく伝えるスキルです。

 

蛇足
専門性=異文化です。

 

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