おすすめと言えるまでの試行錯誤 とあるパン屋の試行錯誤

いろいろと感謝。


いちじくクルミ蒸パンとバターチキンカレーぱん

おすすめと言えるまで 欲求を具体化する

このブログでよく使っているフレーズがあります。

「・・・がおすすめです」、というフレーズです。

私が試行錯誤して取り組んでいることから紹介しています。

ブログの記事は、基本的に2~3分程度で読み切れる内容で編集しています。
そのため、紹介する内容は
・ポイントを絞る
・簡潔に
・誤解無く
・実効性を高める
といったことに留意しています。

ブログでおすすめをする狙いは、
・奇抜性よりも、もやっとした不安やストレスを軽減する
ことにあります。

おすすめする内容の編集で意外につまずくのは、知識や情報ではありません。
私がおすすめする内容の何に・どんな欲求を期待しているかが曖昧なときです。
発信する側が困惑しているのでは、文字通りお話になりません(笑)。

おすすめと言えるまで 価値を共有できる出会い

何に・なぜ悩んでいるか、なぜはっきりしないのか?

こうしたもやもや感はひとりでは解消しずらいものです。

本やブログは、そうした悩みの解消手段になります。

メディア以外でも、外に出て買い物などしていてもそうした解消につながることもあります。
一方的な思い込みではあるのですが、考え方や価値を共有できたと思うと見通しが良くなります。

そうした出会いは、必ずしも自分の仕事や悩みと直接関係がないかもしれません。

仕事や悩みとの関係よりも、自分のなかで問題を抱えることが大切だと思っています。

おすすめと言えるまで とあるパン屋の試行錯誤

先日、とあるパン屋が閉店しました。
2004年に石川県の田舎町で創業。

私は開店当初にそのパン屋を訪れたのですが、
マズイのでは!?
という印象でした。

店主は若く熱心で、ハード系を中心に魅力的なパンが並んでいました。
店主が以前に勤めていた金沢市の人気店と印象が重なりました。

魅力的なパンでしたが、問題は客層。
お店の周囲は高齢の方が多く、ハード系パンとの相性はマズそうにみえました。

数年間は苦戦が続いたようです。
私も夕方の閉店間際にパンを買いに行き、よくオマケをつけていただきました(笑)。

しかし、その後お店を近所に新築移転して、押しも押されもせぬ人気店になっていきました。

興味深かったのは蒸しパン。
開業直後には無かった商品と記憶しています。
開業から苦戦が続くなかで、加わった商品という印象でした。

意外だったのは、人気店になってからも蒸しパンを主力商品としていたことでした。

お店が閉店する日も大量の蒸しパンが店頭に並んでいたようです。
(「ようです」というのも、次々に売り切れていたからです)

店主がどのような試行錯誤をされてかは存じません。
推測できるのは、
・お店を経営し続けるために何をすべきか
・どんな商品ラインナップにするか
・商品ラインナップをどれくらい変えるか
・お店の経営次第で商品ラインナップを見直すか
といったところでしょうか。

経営やビジネス書、セミナーは多々あります。

それとは別に、自分の生活との接点でも同じ悩みを試行錯誤している例はみられるはずです。

悩みを抱えつつ、外にでるのがおすすめです。

 

蛇足
冒頭の写真や本文で紹介したとあるパン屋は、「あさひ屋ベーカリー(白山市)」
伝え聞くところでは、県外のご実家の都合での閉店ということでした。
2020年12月26日の閉店日は、オープン前から行列と交通整理で盛況でした。

蛇足2
伝え聞くところでは、2021年(令和3年)11月に神戸でお店を新規開店されたようです。
「麦秋至(むぎのときいたる)」というお店のようです。
開店早々人気店として注目されているそうです。

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