誤入力しない予防も効率化です!
FAX不使用・ひらがなで検索・デジタルアドレス

自分で実行する処理のミス防止も効率化になりますが、
取引先などのミスを予防することにも当てはまります。

デジタル・オンラインのやりとりだからこそできる
予防策が増えています。

試してみる価値があります。

誤入力予防 通信会社のFAX不使用!?

大手の通信会社で勤務していたことがあります。

コロナ禍以前のオンライン会議は電話中心だったものの(笑)、
電話とメールの利用でコミュニケーションがとられていました。

効率性の点から郵便はほとんど利用されていなかったものの、
FAXが不使用、電源コードを抜かれ使用禁止でした。

FAX番号の誤入力による誤送信対策がとられたものの、
不使用・禁止が結論となったためでした。

やがてFAXは撤去されていきました。

誤入力予防 ひらがなで検索してください!

仕事でも生活でも取引先や相手先を入力・記入することがあります。

間違いなく入力・記入すべきなのですがミスは生じます。

代替手段があればFAXのように不使用・禁止もありですが、
メインの手段であれば工夫が必要です。

たとえば、メールアドレス。

自分の利用しているアドレスを間違えることはないものの、
取引先・相手先のアドレスの入力ミスはあります。

私はメールアドレスの誤入力を避けるため、

  • 聞き取ったアドレスを自分では入力せず、
  • 「はやしとものり 税理士」で事務所サイトを検索していただき、
  • サイトのお問い合わせフォームよりメールをいただく

といった対策をとっています。

職業とひらがな表記で私の名前を検索するだけでサイトが見つかり、
メールを送れる仕組みがあれば誤入力や誤送信が防げます。

誤入力予防 デジタルアドレスも!

住所の記入はミスよりも効率性が問題です。

地名や番地、建物の表記はわかりやすく・シンプルとは限りません。

日本郵便の「デジタルアドレス」が効率性の向上につながりそうです。

  • 個人の登録住所を7桁の英数字でひもづけ
  • 番地や部屋番号までカバー

郵便への利用予定はなく、個人名は特定されない仕組みです。

利用には「ゆうID」を取得する必要があります。

メールアドレスさえあれば取得できます。

住所などのデータを登録すれば、7桁のデジタルアドレスが得られます。

2025年(令和7年)5月現状ではゆうパックの荷物の送り状での使用
と限定されていますが、今後利用が拡大される可能性があります。

「API」よるビジネスでの利用拡も視野にあるようです。

仕事でも生活でも取引先・相手先を入力・記入することはありますが、
誤入力や非効率が問題となることがあります。

問題を抜本的に解決する方法と技術的に解決する方法を
織り交ぜて利用することがおすすめです。

ミスやトラブルを減らしていくことが結果としてプラスに働きます。

 

蛇足
自分の現住所のデジタルアドレスを見ると「?」という印象です(笑)。
利便性の向上を期待したいところですが、個人情報でもあるので
不用意な扱いには注意が必要になりそうですね。

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