4月から経理担当っ!? どうすりゃいいの?
まず、この記事を読むことから(笑)。
かわいらしい土筆からスギナへ
4月から経理担当 簿記の勉強は最優先じゃない
4月は新年度のスタートです。
人事の移動もあれば、転職や就職の時期でもあります。
4月から経理を担当する方もいらっしゃるかもしれません。
経理や会計の処理に詳しくない方でも、
経理=簿記=???、のイメージは強そうです。
不安を払拭するために、簿記の勉強を始めたり、
日商簿記の受験を考えたりするかもしれません。
そうした発想は間違いではありますが、
そうした勉強よりも優先することがあります。
4月から経理担当 経理のなかみを確認する
経理担当といっても、実態はバラバラです。
大企業で財務や経理、総務と職掌が分かれている組織もあれば、
中小企業で事務全般なんでも・一切合切よろしくっ!、
といったケースもあります。
「経理」ということばだけでなく、なかみの確認が必要です。
経理担当といいつつ、
・人事
・営業
・購買 etc
と明確な守備範囲がわからない状況では、
仕事がすっぽ抜けたり、後手に回ります。
優先すべきは、担当業務の確認です。
経営者や上司、先任の担当者との間で、
「経理」の実態を知っておくべきです。
余談ですが、税理士志望者が一般企業などで経理担当をする場合、
税理士登録要件を頭の片隅におくことがおすすめです。
会計事務所勤務以外での経歴は、従事した業務の実態を明らかにする必要があります。
(税理士登録での留意書類)
経理担当といいつつ、経理業務は仕事のごく一部、
ということもよくあります。
4月から経理担当 相談相手を知っておく
経理業務のなかみを確認した後は、不足している知識を補っていきます。
本やセミナーといった座学での勉強も有効です。
偏りのない、必要な知識や考え方を学べば、不安が減ります。
とはいえ、上記のようなスタイルが唯一の正解ではありません。
経理担当といいつつ、仕事の守備範囲が広い場合には、
通り一遍の知識の習得さえ膨大な量です。
学びつつ、実践するにも時間と労力の限界があります。
仕事でどうしたらいいのか困ったときのために、
仕事上の相談相手を見つけることをおすすめします。
経理担当のなかみを確認するときに、誰に相談するかも確認すると
不安が減ります。
経理担当は、組織を運営をするための役割です。
税理士や社会保険労務士などの士業のような万能性は、
期待過多です。
顧問契約している士業との役割分担や相談も、
仕事をスムーズに進める上で有効です。
蛇足
経理業務の大半は、日商簿記3級の知識や理解で充分です。
ハードルは高くありません。
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