実家のお正月はローカル色豊かです! 雪が降ると見える実態とは?
あけましておめでとうございます。
辻占(むらもと・白山市)
お正月とローカル グローバル化と正反対
経済のグローバル化はいまさら感のあるテーマです。
私の使っているシャツも
- 日本製
- 中国製
- インドネシア製
- カンボジア製
と次々に製造国が変わっています。
いつかはアフリカで製造されたシャツを着るかもしれません。
そういった身近だけどグローバル化を感じる話題もあれば、
ローカルであまり変化のない話題もあります。
たとえば、お正月。
お正月とローカル おもちは紅白・辻占
私の実家のある石川県加賀地方(金沢市より南)のお正月では、
- おもちは紅白
- 「辻占」
- 「福梅」
といったおもちやお菓子が定番です。
お雑煮も紅白のおもちをいただきます。
(ネギを入れるのは実家の好みです)
「辻占(つじうら)」は日本版フォーチュンクッキーといったお菓子です。
噓です(笑)。
フォーチュンクッキーがアメリカ版辻占といえます。
(日本人移民がアメリカで辻占をクッキーで広めたようです)
占いを書いた紙をもち粉で作った生地で包んであります。
今年2022年(令和4年)元旦に選んだ辻占のなかの紙には、
- 順風満帆
- 待ち人あらわる
- ご縁がある
- 手をとりあって
といった意味深なフレーズが書かれていました(笑)。
「福梅」は梅の花の形のもなかです。
加賀百万石・前田家の家紋の形に由来しています。
紅白のおもちも辻占もお正月に絶対必要不可欠
というわけではありません。
それでも新年を実家で過ごしている実感がもてます。
お正月とローカル 雪が降ると見える実態
2021年(令和3年)12月末から低温や降雪が続きました。
私もぼちぼち除雪をしています。
雪が降って困ることの一つに、道路や歩道・側溝の位置が
わかりにくくなることがあります。
車での脱輪や歩行時のトラブルの原因です。
雪が降って足元が見えなくなると、
かえって目につくものもあります。
空き家です。
人の出入りのない空き家は玄関前も除雪されていません。
たとえば、実家の近所の空き家の玄関前の場合。
普段は実家から離れていたり、日中仕事にでていると目にしない光景です。
実家に帰省して町内を散歩してみると、玄関前が手つかずの積雪いっぱい
というお宅が多々あります。
空き家が増えている、問題化しているというと
- 抽象的
- データ上のお話
ととりがちです。
雪の降る田舎をめぐると空き家問題を実感できます。
相続のトラブルといっても、税金だけではありませんね。
蛇足
能登地方では、冬に水ようかんを食べる習慣があるそうです。
石川県内といっても地域差はありますね。
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