「正しく恐れる」で選択肢を増やしていく!
クレジットカード決済と3Dセキュア
知らないことや理解していないことには関わらない
といった判断も悪くありません。
反面、仕事や生活での主要な選択肢がなくなるのであれば、
考え直す必要も出てきます。
「正しく恐れる」は特定のリスク対策だけではありません。

食べ過ぎを恐れずいただく(笑)
正しく恐れる オンライン取引増加とリスク
「気配」を察知できないか?と思案することがあります。
宅配業者が業務の効率化として「置き配」を強化しています。
いつの間にか、玄関脇にそそくさっと注文の品が置かれ、
メールに配達の画像が届いていたりします。
玄関の側にいながら配達に気づかないことがよくあり、
ちょっと悔しかったりします(笑)。
本などのモノでもウェブサービスでも、オンライン取引は増えています。
オンライン取引での決済とそのリスクと向き合う機会も増えるわけです。
正しく恐れる クレジットカードと3Dセキュア
オンライン取引では代金引換や銀行振込での決済も選択肢ですが、
利便性や効率性ではクレジットカードの利用が際立ちます。
取引のスピードやポイントなどのメリット、分割での支払等、
決済手段としてのメリットがあります。
他方、クレジットカードの不正利用などの困った問題もあります。
(クレカ不正利用でサーバー凍結!)
クレジットカードの利用者にとっても困った問題ですが、
カード会社にとって不正利用は経営リスクです。
「3Dセキュア」はオンライン取引での本人確認として有効な対策です。
3Dセキュアを利用した取引では、
-
オンライン取引で支払時にカード情報を入力
-
「3Dセキュア対応」による本人確認の過程が加わる
-
あらかじめ決めた「パスワード」や「スマートフォンへの認証」などで本人確認
-
本人確認が済めば、支払い完了!
といった認証の過程を経ることになります。
3Dセキュアはザックリ言えば、クレジットカード版の「2段階認証」です。
(実家の親と二段階認証)
オンライン取引での決済と本人確認を達成する仕組みとなります
正しく恐れる 選択肢を手放さない!
オンライ取引は場所の制約を受けず、取引コストも抑えられ、
利用者にとって有利な選択肢です。
一方、リアル対面・現金決済では対応不要だった
なりすまし詐欺などの問題が増えています。
クレジットカード決済を利用しない選択は、
- 決済手段の幅を狭める
- 取引の効率性を犠牲にする
- 取引の可能性を少なくしてしまう
- 発生しているリスクに対応できなくなる
といった問題を抱えることになります。
カード決済には「正しく恐れる」対応が優先です。
リスクとその対策をとりつつ、選択肢を手放さないことがおすすめです。
蛇足
アイキャッチ画像はブドウ(石川県小松市産)です。
夏といえばスイカのイメージが強い時期ですが、
ブドウの美味しい時期もあります。
みずみずしい出来で美味しくいただきました。
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