アナログで対応では損をするより損させられるかも!?

誰が損をするか?、どんな損をするか?
といった視点の紹介です。

アナログは損 スマホを持ってご近所へ

便利になったなーと実感するときを振り返ると、

  • 低コスト
  • 短時間

といった評価が関連します。

身近な話題では宅配便の再配達手続きもその一つです。

不在連絡票を確認して、スマホから音声案内で手続きすると
短時間でミスのない配達サービスを受けられます。

と、あっさり表現してみましたが、上記のようなサービスを
逃してしまう方もおられるようです。

再配達のサービスを受けようとする場合、音声ガイダンスでの
手続きが必要になることがあります。

音声ガイダンスでの指示をスマホで聞きつつ、希望するサービスの
指示を「キーパッド」の数字を入力して伝えます。

スマホでの操作に慣れている方には支障のない操作です。

その一方、スマホを電話機能としてのみ扱っている方にとっては、
上記の操作はちょっとしたパニックになります。

音声ガイダンスの途中で操作が不明でパニックになり、
スマホを持って近所の方に操作を聞きに行ったという
便利さをひとひねりした不便なケースもあります(笑)。

アナログは損 弱者だからデジタル

一般に対応の幅が広いといえば、柔軟で親切という印象です。

上記の再配達の手続きが音声ガイダンスでの処理だけでなく、
オペレーターとの直接のやりとりやFAXでの手続きができれば
一見すると利便性が高そうです。

しかし、そうしたサービスの対応を増やすとコストが割高になり、
情報の伝達が増えるため対応に時間を余分にとられそうです。

コストを抑えて、効率性を高めることでサービスを充実させる
という発想とは反します。

皮肉ですが、コストの抑制や効率性が相対的に強く感じられるのは
弱者です

言い換えると、低コストや効率性の向上は相対的に弱者にとって
有利に働きます。

弱者というとITに弱い高齢者ばかりを想定しがちですが、

  • コストを負担する
  • 地域間の格差を負担する

といった視点では年齢に関係なく弱者になります

たとえば、私のように地方在住の場合、欲しい本があっても
入手ルートが書店だけでは入手に時間がかかります。

オンラインで本を発注した場合でも、決済が現金では
もたつきが生じます。

オンラインで発注+キャッシュレス決済でサービスの利便性を
実感できることになります。

アナログは損 泥縄式スキルアップでOK

あまり好きな表現ではありませんが、ITトラブルで痛い目にあうと
操作や処理を早く覚えます。

私もブログを始めたり、事務所のホームページを開設して以来
日々スキルアップが続いています(笑)。

悪く言えば、こうしたスキルアップは泥縄式です。

仕事や生活でITやDX(デジタルトランスフォーメーション)の機会に遭遇
したときは、アナログ対応を期待するよりデジタルでの対応に移行する
絶交の機会ととらえることがおすすめです。

慣れた操作(アナログ対応)にしがみつくことで、利便性の高い現状を
弱者自らが放棄する、自らに損を強いるのは残念です。

 

蛇足
冒頭でお伝えしたスマホのキーパッドは通話中の画面より選択できます。

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