市町村合併 令和のフォローは銀行

大イベントの後にフォローはつきものです。

1市町村合併 昭和と平成
2市町村合併 ではないが
3市町村合併 本命は銀行

市町村合併 昭和と平成

平成の市町村合併から10年以上が経ちました。

20年以上前の20世紀末に3,000以上あった自治体が、現在では1,700程度と激減しました。

北陸でも県庁所在地でみると富山市が急激に拡大しました。

私の住んでいる石川県でも日本海から白山の頂上までで、東京23区の1.3倍の面積という白山市も成立しました。
(なお白山市の人口は約11万人と東京23区の1/90程です)

広域合併した自治体にありがちなのは、一体感の欠如です。

政府・役所・大手メディアは見て見ぬふりですが、住民側の一体感は容易に作られません。

私の一世代前の方たちが「昭和の大合併(昭和30年頃の合併)」以前の感覚で地域性をとらえていましたが、行政の都合と日常的な感覚との相違の例と言えます。

「地域密着」は前向きなことばとして使われますが、地域自体が過去からつながっているということ、行政区分とは不一致の感覚も依然としてあるはずです。
鈍感にならないようにしたいところです。

市町村合併 ではないが

市町村合併ではないのですが、「町」から「市」に移行した自治体もあります。

物理的な面積は同じまま、人口が増えたケースです。
石川県ですと野々市市、北陸ではないのですがほぼおなじ規模では栗東市(滋賀県)があります。

また、市町村合併とは無縁だった自治体もあります。
石川県では、金沢市や小松市のケースです。

これらの自治体は合併という大きな変化はなかったのですが、実態は大きく変動した例といえます。

変動したのは、人口それ自体ではなく、人口の市内の変動でした。

かつての中心部より周辺地域の開発を進めたことで、同じ自治体であっても様相は一変しています。

市町村合併 本命は銀行

市町村合併の影響は、一般的には行政サービスのフォローが今後どうなるかといったところが注目されがちです。

行政サービス以外にも注目しておく点があります。

銀行(金融機関)の存在です。

地域の金融機能の働きは経済生活に不可欠です。

市町村合併とは別の次元ですが、長期の低金利政策で銀行の業績がパッとしません。

銀行の本業が貸し出しによる収益事業ならば、支店だけでなく銀行自体の統廃合も貸し出し機会を視野に入れているはずです。

人口が増えて経済成長が大きかった昭和時代の市町村合併とは異なり、平成の市町村合併の動向は縮小していく人口のなかでの銀行の再編が重要な要素となると言えます。

 

蛇足
石川県の地方銀行は一行のみ(北國銀行)です。

 

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