税務相談・申告依頼は税理士のみを要確認!
後に不安やツケを残さない!
冬から春にかけては税理士業界の「繁忙期」です。
各種の書類の提出期限、確定申告の相談会もありますが、
この時期だから注目される話題もあります。
依頼した相手が税理士かどうか?、要確認です。

残さずいただきました(笑)
税理士を確認 冬の警戒事項
冬は何かと警戒することが増える時期です。
- インフルエンザ感染
- 大雪による交通障害
- ニセ税理士…
毎年のことですが、年末が近づいてくると、
- 税理士会からは「業務処理簿」の具備
- 税務署からは「事務員名簿」の提出
といった案内が届きます。
アプローチは異なりますが、上記はニセ税理士の排除
といった点で通底しています。
税理士を確認 残念な依頼先のリスク
「税金に詳しい」という遠回しな表現が使われる方がいます。
「税理士」であれば不要な紹介であり(笑)、誤解もありません。
表面的な決算書や税務申告書であれば、ニセ税理士でも作成できます。
他方、ニセ税理士では税務判断や税務申告関連のリスクには対応しきれません。
たとえば、税務調査や税務署からの問い合わせ。
税理士であることを示すことができないため応対できません。
税務申告は申告・納税だけが経営から隔絶されているとは言えません。
納税を含めた資金繰りを通じて事業資金の管理ともつながります。
資金繰りは金融機関、対銀行といった外部との関わりもあります。
ニセ税理士による場当たり的な税務申告の対応では、
かえって将来に不安を残すことになります。
税理士を確認 不安もツケも残さない!
事業経営の税務申告は基本的に1年間の期間が対象です。
他方、経営は税務申告が対象になる以前からも続いており、
税務申告後も続いていきます。
所得税・法人税は税務会計の判断や処理が将来に影響する
といった可能性があります。
消費税は税務申告だけでなく、本則・簡易課税の届け出といった
過去の手続きが長く影響する仕組みがあります。
経営当事者であっても長期間の税務リスクが把握しきれない
といったリスクがあるわけです。
表面的、場当たり的な対応では経営に不安やツケを残します。
何かと確認事項が多く、融通の効かない税理士であっても(笑)
事業経営のリスク回避として協働することがおすすめです。
長期・継続の税理士関与だからこそ対応できるリスクがあります。
分け隔てが大切な選択があります。
蛇足
アイキャッチ画像は「草もち(山田菓子舗 石川県小松市)」です。
午後には売り切れることもある人気の逸品です。
「草団子」もいただきました。

もち(粒)と団子(粉)と製造過程は異なるのですが、
こちらは分け隔てなくおいしくいただいています(笑)。
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