不安をコストに置き換えて解決する!
ツールとサポートで見える化する!
はっきりとした危機に直面していなくとも
不安を感じることはあります。
漠然としたまま放置しておいても不安は残ります。
コストの負担のポジティブな面が役立ちます。
不安とコスト 電池の残量が悩ましい
年末だから大掃除をするという習慣は私にはありません。
石川県という雪国の年末にあえて普段やらないような掃除は
かえって負担なので避けています。
掃除は普段通りですが、それでも若干の廃品の整理はしています。
たとえば、電池の整理。
置き時計・リモコン各種・マウス・キーボードを使っていると、
電池の出番は多々あります。
ストックと廃棄の電池は分けていますが、たまに混在も(笑)。
電池の残量は外見ではわからないので整理に困ります。
不安とコスト ガジェットで解決
見えないから不安で悩ましいのであれば「見える化」してしまう
という解決策が順当です。
電池の残量の確認であれば「バッテリーチェッカー」の出番です。
ガジェットというより工具の印象ですが、使い方は簡単です。
電池を挟み込んでメーターを確認するのみです。
残量も充分で無事使えることがわかりました。
私が使っているバッテリーチェッカーはキャンドゥで
330円で購入したものです。
ちょっとした出費ですが、これで電池の残量問題は解決できます。
電池の残量の不安を330円の出費、コスト負担に置き換えたわけです。
不安とコスト わからないを放置しない!
当事者になったことで不安を感じるようになった
という税務相談を受けることがあります。
会計の役割を領収書やレシートの集計だけだと思い込んでいると、
事業の資金繰りで頭を悩ませることがあります。
お金の動きを追うだけの現金主義では税務会計の処理では不適で、
発生主義での処理が要求されます。
売掛金や買掛金、減価償却費の計上は損益計算と関連しますが、
お金の動きとは一致しません。
黒字・赤字といった損益計算だけでなく、資金繰りも課題になります。
会計処理をキチッとガラス張りにすれば良いのでは?
という前向きな発想がでそうです。
会計ソフトを使って効率化を図ることはおすすめです。
ただし、自動的に適切な会計処理がなされるわけではなく、
経営状況がわかるとは言えません。
経営の不安を見える化するために会計ソフトなどは有効なツールですが、
バッテリーチェッカーほどわかりやすくはありません。
漠然とした不安を見える化して取り組んでいくのであれば、
ツールだけでなくサポートの依頼も有効です。
不安を漠然とわからないままに放置しないために
税理士に依頼する選択肢があります。
蛇足
本文の通り、私は年末の大掃除はしていません。
他方、実家では大掃除というより神棚の掃除が年末の定番です。
神棚が高い位置に設置されているので、掃除と御札の交換は
毎年私が担当しています。
<ご案内>
■林友範税理士事務所
■災害と税金の情報
■確定申告のご依頼も受付中!