デジタル・オンライン化をつなげていますか?
全体の効率化は自動的に進みません!
デジタル・オンライン化は効率化に必須です!
なのですが、あれっ!?となることもあります。
間違いというより残念な状態の放置は多いかもしれません。
宝の山、取り逃している成果に気づいていますか?
効率化をつなげる 部分的には前進している
2024年(令和6年)は人手不足が顕在化しています。
トラック業界での「2024年問題」は早くから指摘されていましたが、
特定の業界だけではない人で不足の問題が増えています。
業務の効率化に関心が高まるのは当然と言えます。
生成AIの利用による業務の効率化を推進!、とは言わないまでも(笑)、
業務のデジタル・オンライン化は魅力です。
日常業務でのデジタル・オンライン化では、
- インターネットバンキングでの決済
- メール・チャット・オンライン会議での伝達
- 会計ソフトでの記帳の効率化 etc
といった例があります。
導入や維持の投資といった負担をそれほどかけずとも、
効率化にプラスになる選択ができます。
一方で、デジタル・オンライン化が部分的な改善にとどまる
という残念な面もあるかもしれません。
効率化をつなげる 見逃している宝の山がある!?
デジタル・オンライン化のメリットは、
- データをデータとして利用できる
といった点に集約できます。
たとえば、インターネットバンキングの利用。
外出することや窓口の時間の制約、支払手数料の節約だけでなく、
入出金のデータを「csvファイル」で得ることも出来ます。
銀行のデータの利用ではクラウド会計ソフトの利用だけでなく、
csvファイル→Excel→会計ソフトへインポートも選択肢です。
インターネットバンキングを銀行利用・決済の効率化だけでなく、
経理処理の効率化にもつなげる発想が欠かせません。
デジタル・オンライン化した業務は対象の業務だけでなく、
関連している業務や処理にもつなげられる可能性があります。
効率化をつなげる 全体の効率化は自動的に進まない!
一見すると、税務会計とは直接関連しないものの、
デジタル・オンライン化につながるツールはあります。
たとえば、販売の管理に関連するソフトの利用。
事業者目線からは売上請求書作成のためのソフトであっても、
会計ソフトとの連携を見逃しているかもしれません。
個々の処理をデジタル・オンライン化していても、
つながりを欠いていると成果は半端となります。
デジタル・オンライン化は処理の自動化とも相性が良いとはいえ、
個々の自動化が全体の業務の効率化につながるわけではありません。
見慣れているツールでも、
- これまで使っていなかった機能
- データを別の処理でも利用する
といった見直しがおすすめです。
手つかずの宝の山が目前にあるかもしれません。
蛇足
アイキャッチ画像は「ルドベキア」です。
事務所の近くに群生していました。
ルドベキアは属名だそうです。
「アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)」と見た目に反して
厳つい和名があります。
<ご案内>
■林友範税理士事務所
■災害と税金の情報
■確定申告のご依頼も受付中!