決算・申告の不安や効率化は性格じゃなく環境の変化で解消!
うまくいかない理由を性格のせいにしない!と割り切ると
解決は見通しやすくなるはずです。
環境の変化で解消 気が早いという誤解
「積極的 前向き」というとプラスの印象です。
一方、「せっかち 気が早い」というと婉曲なマイナス評価といえます。
とある取引で譲渡所得が発生したことでの税務相談で、
私が確定申告のために資料の保管を依頼したところ、
- 「気が早い(笑)」
と反応されたことがあります。
4月や5月に確定申告の話をされると、
「まだまだ先の話」となりがちです。
税理士の私でも想いは似たりよったりです(笑)。
だからといって来年まで何も手を打たなければ、数か月後に
「どうしてこんなことになるんだ!?」となります(笑)。
幸か不幸か私はそうした経験が豊富です(笑)。
問題を先送りにすることを性格のせいにするのは簡単ですが、
具体的な解決にはつながりません。
具体的な解決、問題を先送りにしない仕組みを探った方が建設的です。
環境の変化で解消 オンライン・データを優先する理由
お金や税務会計に関連した処理を先送りすることは
よくある話です。
税務会計での問題を先送りにしない仕組みは、
- 記憶より記録
- 紙だけじゃなくデータ
と抽象的にまとめられます。
やっぱり面倒くさい印象かもしれません(笑)。
抽象的にはとっつきにくい印象でも、環境の変化で
具体的には取り組みやすくなっていることもあります。
問題を先送りにさせない以下の環境の変化があります。
- リアル店舗・窓口の縮小化
- オンライン手続きの増加
- オンライン認証の簡素化
- クラウドストレージの利用
銀行・税務署・証券会社などはリアルの窓口の縮小化が進んでいます。
銀行や証券会社のウェブサイトでは、オンラインでの口座開設・利用が
目につきます。
税務署ではオンラインの電子申告の推進だけでなく、
「内部事務のセンター化」も進展しています。
これまでの業務形態の見直しの代替はすでに用意されています。
環境の変化で解消 性格を棚上げする技術を利用
オンライン手続きや認証、キャッシュレス、ペーパーレスを
先駆的に取り入れようとすると敷居が高そうです。
反面、環境が変化しているので後追いで対応する場合、
先駆者の試行錯誤の成果を利用できます。
環境の変化に抵抗するより「勝ち馬に乗る」がおすすめです。
長い物には巻かれろ・なし崩し的な印象ですが、
「どうしてこんなことになるんだ!?」は避けられそうです。
蛇足
アイキャッチ画像は散歩中にみかけたタマネギです。
春や初夏はスタートの印象ですが、収穫もあります。
2022年(令和4年)春は天候不順などでタマネギ価格は高騰しています。
価格が一定しているお米の存在感が増しています。
今週のスタエフ
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