税理士に依頼するコスパとタイパの判断とは?
あえて時間をかける必要性とは?
会計も税金も取り扱いが厄介な対象です。
専門家の税理士に依頼する選択は合理的なはずです。
他方、依頼のコスパとタイパの判断のズレが出る
という残念なケースもあります。
ミスマッチを防ぐ判断とは?
依頼の判断 内製か、外注か?
生活でも仕事でも「内製」か、「外注」か判断が分かれることがあります。
たとえば、家事としての掃除。
普段の掃除であれば自分で済ませるかもしれませんが、
- 掃除が苦手すぎる(笑)
- エアコンの徹底的なクリーニング
- 遠方の空き家の手入れ etc
といった場合、外注する選択が賢明なこともあります。
税務会計でも同じことが当てはまります。
事業規模が小さい、とりあえず申告だけできればOK
と割り切ると、自分でやる・DIYが優先です。
他方、専門家である税理士に依頼する選択肢もあります。
依頼は有料となるため、コスパやタイパといった損得の判断が絡みます。
依頼の判断 コスパとタイパの整理
税理士に依頼するコスパでは、
- セルフでの申告との費用対効果の違い
- 知識や理解、経験を「外付け」できる
といったことにまとめることができます。
税務申告の達成といったゴールへの到達を達成するだけでなく、
労力の負担削減や成果に期待が持てます。
コスパ、依頼と料金の関係はわかりやすいはずです。
一方、タイパでは未整理や誤解もありそうです。
コスパと重なりますが、税理士に依頼することで時間を有効に使えます。
決算書の仕訳や申告書の入力・確認にアタマを悩ます
といった時間から解放されます。
とはいえ、税務申告に関わる時間がゼロになるとは言えません。
むしろ、税理士に依頼することで時間をかけることもあります。
たとえば、申告とセットになる納税を含めた資金繰り。
期限に申告が間に合っても、納税や事業・生活の資金繰りが悪化
とった状況は避けたいはずです。
事業・生活の資金繰りを含めた相談の機会が必要とも言えます。
タイパ、税理士に依頼して時間効率を優先するといっても、
- 面談や相談の機会は不可欠!
といったことを理解しておくことがおすすめです。
(顔のみえない相手と仕事をしない理由とは?)
依頼者と税理士双方で「顔のみえない」状況では期待通りとはいきません。
依頼の判断 結果を吉にする!
税務会計の成果を書面やデータの作成だけととらえると、
コスパやタイパで誤解が生じます。
知識や理解、経験のギャップがある場合、依頼時点では、
依頼者と税理士での成果にズレがありえます。
ズレの放置は成果の違いだけでなく、不満としても現れます。
効率を追求する、負担の軽減を期待するからといって、
必要な機会まで削減することにはなりません。
税務申告を税理士に依頼するのは吉、といった成果には
時間の使い方も裏付けとなります。
人為的にプラスにもっていけるので、割に合うはずです。
蛇足
アイキャッチ画像は外出時に撮影した「茅の輪」です。
くぐり抜けるだけでOKかと思っていましたが、作法があるようです。
唱え詞は以下の通り。
くぐり方は順序が大切なようです。
全国共通の作法なのか、ローカルな作法なのかは不明です。
ご利益を漫然と考えて撮影していたので、無作法でくぐったかも(笑)。
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