顔のみえない相手と仕事をしない理由とは?
情報発信で選ばれないようにする!?
「お問い合わせ」からのメールは優先的に確認しています。
期待と不安がありつつも、期待>>>不安の心持ちです。
とはいえ、例外もあるわけです。
経営者不在 巷の税理士のお客様とは?
税理士のお客様とはどんな方ですか?、という問いには、
- 「経営者」や「社長」
と答えています。
個人事業主でも、フリーランスのひとり社長でも「社長」としています。
私はいわゆる巷の税理士なので、大企業や大組織ではなく、
「顔のみえる相手」との仕事をしています。
それだけに仕事のとっかかりでは、仕事の内容だけでなく、
- どんな方との仕事になるのか?
といった点を重視しています。
経営者不在 相手も成果もみえない?
経営者や社長がお客様といっても、常に応対者であるわけではありません。
経理担当の従業員や家族が普段の窓口ということもあります。
とはいえ、そうした応対に不安がないのは「顔がみえている」
という前提があるからです。
月次決算や本決算・申告など、重要な場面では面談できる、
確認がとれることを了解しているわけです。
他方、そうした了解が成立できないケースもあります。
新規のご依頼をいただき面談したところ、
- 経営者ではなく「代理」の方のみが応対
- 経営者との面談の機会が予定されていない
と「顔がみえない」実態と直面することもあります。
帳簿の作成といった記帳代行であれ、決算書・申告書作成であれ、
資料が揃えば成果品は作成できます。
そうした成果品には税理士の判断も反映されますが、
経営者との応対・了解が欠かせません。
「顔のみえない」相手では成立しないやりとりと言えます。
私は初回の面談で「顔のみえない」状況と察した段階で、
仕事を見合わせるようにしています。
経営者不在 顔がみえる発信で!
税理士は士業の中では比較的身近な存在です。
とはいえ、中高年・男性・スーツ・専門用語の羅列etc、
と面と向かいにくい要素が揃っている印象です。
残念ながら、私も残念な要素がフルスペックで揃っています(笑)。
応対はZOOM面談限定で「アバター」で応対も可能ですが、
長続きしそうにありません(笑)。
リアル対面やオンラインの応対、メールの利用といった手段よりも
情報発信で「顔がみえる」ようにしています。
「顔がみえない」相手に選ばれない発信になるようにしています。
業務水準の向上や平準化は必要ですが、「顔がみえる」属人性と相反する
というわけではありません。
個別性や具体性を織り込んで仕事を進めていきます。
蛇足
アイキャッチ画像は散歩中にみかけた青柿です。
何気なく表現で使っている「青」ですが、
葉っぱと区別がつかないほどの「緑」ですね。
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