準備や検討はどの段階で切り上げるか?
実行後の対応を想定する!
業務の改善や見直しでの情報収集や準備、検討をしますが、
どの段階で切り上げるか?は外せない課題です。
改善も見直しも何らかの変化と向き合うことになるので、
不安がつきまといます。
AIを頼みにするか?、それとも…
どの段階 情報収集・準備・検討
かつて最適化された業務も周囲の環境が変化してくると、
むしろ非効率の権化になることがあります。
変化に乏しいと思われがちな会計処理とはいっても、
実際には変化の連続です。
- その昔(笑)‐電卓・伝票・勘定科目印
- 大半の現状‐会計ソフトに手入力
- 現状の一部‐クラウド会計・OCR
必ずしも直線的な発展過程をとるわけではないものの、
利用できるツールが変化することで改善や見直しが進みます。
業務の改善や見直しでは、
- 情報収集→準備→検討の段階があり、
- いずれの段階でも切り上げるポイントがある
といった留意点があります。
どの段階 実行までのあと一歩は!?
情報収集や準備や検討には時間の制約が必要です。
長引いた結果が「現状維持」や「時期尚早」ではパッとしません(笑)。
時間の制約以外でも、
- 情報収集‐現状の課題、改善の目的や目標をA4で1枚程度にまとめる
- 準備‐妥当な選択肢を3つ程度に絞り込み
- 検討‐手順や想定できるトラブル対応を一旦見える化
と切り上げるポイントをあらかじめ用意しておくことがおすすめです。
残すは実行段階となりますが、事業者や担当者だけで実行するのみ
とは限りません。
会計処理であれば、外部の税理士のサポートも加えられます。
どの段階 実行後のフォロー!
業務の改善や見直しは、
- 実行後にも想定外のトラブルが発生する
- 改善や見直しは一度きりではない
- 経営者・担当者に負担が偏る
といった問題や負担があげられます。
現状維持は改善や見直し後の不安を想定した場合には、
安全策として採りやすい選択肢になります。
生成AIは改善や見直しの情報収集・準備・検討だけでなく、
実行段階に至るまで利用できます。
とはいえ、AIは利用者の指示や問いかけ(プロンプト)無しでは
うんともすんとも言いません。
おしゃべりなAIですが、税理士はもっと口数が多いかもしれません(笑)。
AIのように「それは良い質問ですね云々」とヨイショはしないかもしれませんが、
税理士と協働で改善や見直しを続ける選択肢は今後も有効です。
中長期を前提にした関わりだから税理士にできることもあります。
蛇足
アイキャッチ画像は花瓶にいけられた唐辛子です。
唐辛子はドライフラワーの代役も務まるんですね(笑)。
虫よけになるのか?、ちょっと気になります。
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