来年の干支が言えますか?
語呂合わせで長期の時間感度をUP!
年末がみえてくると毎年ちょっと気になるのは、
来年の「干支」です。
さらっと言い切りたいところですが、詰まる可能性大です。
思い立ったが吉日で、サクッと片付けましょう。
来年の干支 毎年恒例のイラスト選び
11月になると暖かい年でさえ、
- クリスマスケーキ
- カレンダー
- おせち
- 家計簿
- 手帳
といった年末年始につながる広告や商品が目につきます。
少なくなったとはいえ、「年賀状」もその一つです。
書店に行けば、年賀状の素材集が売られていますし、
ウェブでも年賀状作成の予約が始まります。
年賀状は文言や写真などの選択にも気を遣いますが、
「イラスト」選びで迷うことがよくあります。
定番は新年の「十二支」にちなんだイラストです。
ただし、日常的には「十二支」よりも「干支」と表現していたりします。
来年の干支 直感的な十二支と理詰めの十干
「干支」は下記の通りの表現型です。
- 「十干」と「十二支」の組み合わせよる
- 60年周期の
- 時を表す数詞
十干(10)と十二支(12)の最小公倍数である60で年を数える仕組みです。
いわゆる60歳での「還暦」と関連します。
「十二支」は「子・牛・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」です。
- ネ・ウシ・トラ・ウ・タツ・ミ・ウマ・ヒツジ・サル・トリ・イヌ・イ
動物や霊獣がイラスト化されるので、直感的にもピンときます。
困るのは「十干」です。
陰陽五行説が裏付けとなっている上に「十二支」のようなイラストも無く、
ピンときません。
ただし、十干は抽象的ですが、規則性があります。
理詰めで理解する正攻法よりも規則性を逆手に取ることができます。
十干は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」です。
十干には以下の規則性があります。
- 2つを1組として
- 先にくる方が「兄(〇〇のえ)」、後にくる方が「弟(〇〇のと)」
理解するよりも覚えることを優先します。
- 音読みと訓読みごとに語呂合わせを利用する
- 音読みの語呂合わせでは「甲乙丙丁」までは丸暗記
- 訓読みの語呂合わせは「木・火・土・金・水」想起が対象
下記が十干の覚え方の一例です。
- 甲乙丙丁+簿記更新時期
- キビつかみ
深く考えないことも大切です(笑)。
来年の干支 歴史のフックとしての干支
2024年(令和6年)は「甲辰(きのえたつ)」です。
Excelを利用すると手軽に確認できます。
Excelの「オートフィル」機能で「年」・「十干」・「十二支」が入力できます。
「甲」や「子」を入力したセルの右下隅にポインターをもっていき、
十字を下にドラックすると自動的に入力されます。
上記のような表を作成する場合にはコツがあります。
- 「十干」と「十二支」の基準となる年を決めておく!
私は下記の年を基準にしています。
- 1924年と1984年‐「甲子(きのえね)」
「甲子園」は1924年に開場しています。1984年はその60年後です。
「干支」は知らなくとも困らないかもしれませんが、歴史を刻んでいる
という現実もあります。
たとえば、「丙午(ひのえうま)」。
人為的な人口の変動があった事実があります。
次回の「丙午」もそれほど遠い将来ではありません。
ヘッポコの語呂合わせでも、データをみる感度は上げられそうです。
蛇足
十干の入力・漢字変換は地味に面倒くさい印象ですが、
「訓読み」で入力するとサクッと入力できます。
(以下は「Google日本語入力」の場合です)
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