税理士との顧問契約がスキルアップになる!
経営者・スタッフの税務会計リテラシー向上
目新しいことばだけをみていてもピンとこないことも、
自分に引き寄せると納得できることはあります。
経営者もスタッフにも共通するテーマです。
顧問とスキルアップ 年齢・資格・転職の誤解
「リスキリング」や「リカレント」といった社会人向けの再学習や
スキルアップが注目されています。
IT・ICT・DX・AIと、学ばざるを得ない環境が厳然とあります(笑)。
一方で、「社会人 学習 スキルアップ」と並ぶと、
- 30~40代が中心か?
- どんな資格を取得するべきか?
- 転職に役立つか?
といった関心事とも重なり、誤解がありそうです。
30~40代の方が転職のために資格を取得することもスキルアップですが、
対象範囲はもっと広がりがあります。
50代の方が資格取得や転職とは無関係にリスキリング
ということもありえます。
たとえば、経営者の税務会計リテラシーの向上。
顧問とスキルアップ 経営者もスタッフも!
税務会計のスキルは専門知識で構成されています。
とっかかりの「複式簿記」だけでも、体系的な仕組みが内在しているので、
習得や運用は容易ではありません。
日商簿記3級から資格を取得していくスキルアップには
問題を分割して段階的に習得する合理性があります。
一方で、税理士などの汎用性のあるスキルアップにこだわらないのであれば、
スキルアップの場を資格試験に求める必要はありません。
創業間もない事業や小規模の組織であれば、経営者はワンオペ状態
ということがあります。
経営者の独力だけでは、税務会計の処理の向上が見込めない
となっても不思議ではありません。
また、経営者以外でも経理処理を担うことになったスタッフや
将来の経営者候補も税務会計のスキルアップが必要です。
とはいえ、資格スクールの利用といったアプローチは迂遠です。
経営・事業活動といった目前の課題と向き合いつつ、
スキルアップを図る選択肢もあります。
税理士との顧問契約は「税務」に関心が持たれがちですが、
経理スキルアップの側面もあります。
顧問とスキルアップ 効率化と底上げ
経営で経理のスキルアップが期待される理由に、
- 経営判断の向上とスピードアップ
といった点が強調されます。
通常の顧問契約で帳簿・決算書・申告書の作成は対応可能です。
コンプライアンス(法令遵守)といった最低限の義務が達成できます。
ただし、経理の効率的な処理や判断にプラスとなる運用は
二の次・置き去りとなります。
また、経営者や経理担当スタッフのスキル不足は解消されません。
パソコンやソフトを揃えても運用できる地力を欠いていると
「猫に小判」・「豚に真珠」状態が続きます。
税理士との顧問契約を税務会計の処理の依頼というだけでなく、
スキルアップという視点でとらえ直すことも可能です。
スキルアップと経営の向上の一石二鳥も魅力のはずです。
蛇足
スキルアップということばから魅力を感じない方には、
学生時代の減点式や合否がマイナスイメージかもしれません。
資格といった既成枠から離れることも必要な一面です。
」
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