名著を理解する方法

なんとかしたいのです。

1名著を理解する なぜ躊躇するのか?
2名著を理解する ではどうする
3名著を理解する 強いアタマでOK

名著を理解する なぜ躊躇するのか?

長い休みが迫ったりするとそわそわします。

時間の浪費が嫌なので、何かしら前向きなことをしてみようと思いつつ、インドア派・・・
行きつく先は読書、とくに長編や名著であったりします。

ただし、私の場合すんなり読み始めることはありません。

名著を読む際の最大の足枷が「自己嫌悪感」とわかっているからです。

時間をかけて読んだ後に、結局この本は何だったんだ???ともやもやするだけの疲労と徒労感でいっぱいになる自分に自己嫌悪してしまいます。

もやもやしているだけでも不愉快ですが、対外的には読んだことにしているとさらに自己嫌悪感がまします。

名著を理解する ではどうする

とはいえ、先駆者達が高く評価してきた名著をスルーしっ放しも面白くありません。

名著の原書に立ち向かって返り討ちにあうことがわかっているなら、さっさとブックガイドに頼るのも悪くありません。
漫画や「100分de名著(Eテレ)」なども参考にして、名著自体と名著が成立した歴史や時代を確認すると理解の敷居が下がります。

ある作品が名著と評価される基準や背景を知らずに、手持ちの知識や漠然とした認識だけで名著を理解しようとすることが間違いなのです。

冬山に普段着で登山するようなものでしょう。

研究者や知識人、ファンなどの方が到達している成果を利用させてもらう方が建設的です。

ただし、そうした先行する成果が無くとも悲観することなく名著を読むことも悪くありません。

名著を理解する 強いアタマでOK

私はかつて「夜明け前(島崎藤村)」を読みました。
学生時代のゼミ合宿で妻籠と馬籠に行くついでに名作にも向き合おうと思ったからです。
一週間で読み終えたのは良かったのですが、結局作品の全体像がもやもやする消化不良が残りました。
明らかに私の知識や作品に対する認識不足が原因なのですが、解消する術も無く十数年が経ちました。

もやもやした消化不良は、意外なところで一気に解消しました。
金融機関の再編についての記事を期待していた雑誌に、偶然「夜明け前」の解題が掲載されていたからです。
「藤村「夜明け前」にみる近代人の理性と情念」猪木武徳 中央公論 2018年4月号

「夜明け前」を理解できなくても、不自由なことはありません。
一応の理解に至っても単なる自己満足です。

しかし、自分が何らかの関心をもった対象に向き合ってもやもやとした不愉快さを抱えていくことで、アタマの耐久性は増します。

アタマの回転を上げることが注目されますが、もやもやを抱えられる強いアタマも鍛えたいところです。

 

蛇足
とりあえずモノを記憶しておかないと、わかるという爽快感は得られません。

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