資格取得にこだわる基準とは? 決め手は着地点から考える!
気づいたら「資格沼」、というのが受験者あるあるです(笑)。
資格取得 その着地点で必要かどうか?
書店の資格試験のコーナーには検定試験のカレンダーが表示されています。
毎月毎週毎日(!?)、何らかの試験が実施されています。
就職活動や転職を有利に進めるには資格は魅力です。
資格が魅力や有利というだけでなく、必要不可欠という可能性もあります。
たとえば、税理士。
税理士法という制約があるので有償無償を問わず税務サービスを提供するために
税理士資格は必須の資格です。
(タダでも税務相談や申告書作成はNGです)
いわゆる士業・師業は法律上の制約があるので、当該業務には必須の資格
という性格があります。
もっと身近な例では自動車免許があります。
地方で就職しようとする場合、事実上不可欠の資格です。
営業職かどうかにかかわらず、電車・バスでは通勤できない勤務先が多いので
必要な資格となります。
資格を取得するかどうかの根本的な判断基準は「着地点」での必要性
からはっきりします。
資格取得 資格は不要と割り切るメリット
着地点、活動のために資格が必要という場合以外は、
資格は不要と割り切ることもできます。
資格を不要と割り切るメリットは、
- 自分の興味や関心を優先できる
- 資格取得のためのお金や時間を使わなくてよい
- 資格取得が自己目的化しない
- 失敗や不合格といった評価を気にしなくてよい
たとえば、家庭での料理。
調理師免許は不要です。
必要な情報やレシピは本・ウェブ・料理教室でその都度
とり入れていけば問題ありません。
必要な成果だけにフォーカスする独学の魅力ともいえます。
着地点では不要と思える資格であっても、
- キャリアアップ
- スキルアップ
- 学習のきっかけ
といった観点から資格やセミナー・スクールを利用する
という割り切ったおつきあいもできます。
資格取得 着地点にコミットするか?
資格取得の必要かどうかは、「着地点」という判断基準が有効です。
ちょっと悩む資格は、あると役に立つかもしれない資格です。
たとえば、税理士にとっては、
- 社会保険労務士
- 行政書士
- 宅地建物取引士
- CFP
- 中小企業診断士
といった資格が業務上関連します。
上記の資格は税理士業務にとっては必須ではありませんが
業務の拡大やサービスの付加価値という点で魅力があります。
とはいえ、そうした魅力はメインのサービスとの関連で発揮されます。
メインのサービス(この場合は税理士業)の質を維持することが最優先です。
「着地点」というザックリした判断基準での検討がおすすめです。
蛇足
都市部で生活されていた方が、石川県に転勤や転居されて
ペーパードライバーから「現役」に復帰されたケースも
よくあるお話です。
「着地点」も変化します。
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