取引の入力完了は決算処理のスタート段階です!
ゴールを誤解する理由とは?

気乗りしない処理でもなんとか完了すると達成感があります。

他方、完了したはずのゴールがスタート以前だとわかると
呆然とするかもしれません。

決算・申告のように期限のある場合には避けたい誤解です。

どこの雪山?

完了でスタート 順序とボリュームを確認

どんな課題でも仕事でも順序やボリュームの確認がおすすめです

たとえば、事業経営での決算・申告手続き。

一口に決算・申告といっても、

  • 決算‐会計処理、帳簿の作成から決算書の作成
  • 申告‐税金の処理、税額の確定
  • 順序‐決算→申告
  • ボリューム‐会計>>>申告

と誤解していると後で困ることになります。

会計処理だけに限っても誤解しやすい一面があります。

完了でスタート 処理とソフトへの誤解

会計処理を効率よく進めるうえで会計ソフトは欠かせません。

会計ソフトは入力したデータを集計・転記・出力してくれます。

他方、入力の完了が会計処理の完了、決算の完了である
という誤解につながることがあります。

残念な誤解です。

会計ソフトは入力から出力までを効率化できるツールですが、
適切な会計処理を裏付けたり確定する機能まではありません

たとえば、マイナス残高。

会計ソフトの出力としてマイナス残高はありえますが、
現実を説明できる内容ではありません。

売掛金がマイナス残高となっている場合には、

  • 売上の計上漏れ
    • (借方)売掛金 (貸方)売上
  • 売掛金回収金額の誤入金・誤入力
    • (借方)お金 (貸方)売掛金

と処理を確認する必要があります。

会計ソフトの利用には車のような資格も検査も必要ありませんが、
無事故や無違反で処理が済むとは言えません。

取引データを1年分入力した段階はゴールとはならず、
決算整理のスタート、入口となります。

完了でスタート スタートとゴールを再確認

決算・申告は決算書・申告書の税務署への提出と
納税で完了、最終的なゴールとなります。

1年間の事業経営を反映させる処理となるので
段階的に処理を進めると息切れしません。

  1. 過年度の決算書・申告書等の確認
  2. 資料やデータの収集・準備
  3. 取引データを会計ソフトに入力
  4. 決算整理
  5. 税務申告書作成
  6. 提出と納税

    全体の流れとボリューム、現状の段階を期限を眺めつつ確認します。

    決算・申告処理が想定通りに進むとは限りません。

    時間の余裕を作るために誤解を排除しておくことがおすすめです。

    取引データを会計ソフトに入力した段階は決算処理の準備段階に過ぎません

     

    蛇足
    アイキャッチ画像は除雪でできた雪の山です。
    実家近くの広場に除雪・排雪の雪が山積みにされており、
    高さは3m超となっていました(笑)。
    2026年(令和8年)2月中旬の石川県は雪は降っていませんが、
    堆積した雪は3月までしっかり残りそうです。

    <ご案内>

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