値段の差 性能?スペック?それ以外
気になるところです。
別々のスーパーで買ったタマネギ、値段の差は2倍以上
1値段の差 いろいろ
2値段の差 単純な差
3値段の差 価値の表現
値段の差 いろいろ
同じ種類のモノやサービスでも値段の差はいろいろあります。
たとえば惣菜。
スーパーでは安ければ100g当たり100円(税抜)のお店もありますが(安!)、多くのお店では170~180円ぐらいでしょうか。
デパ地下では400円超もあります(買えません(泣))。
食材・調理内容・立地等、値段の差の要因が考えられます。
当然ですが客層もお店ごとに異なってきます。
また別の例では車があげられます。
国産の200万円ほどの小型車が多く取引されている一方で、10倍以上の値段の海外の高級な大型車もあります。
モノやサービスはいろいろありますが、値段の差も当然いろいろあります。
値段の差 単純な差
モノやサービスの値段自体は、需要と供給、原価やブランドといった要素で説明されます。
スーパーの惣菜とデパ地下の惣菜、国産の小型車と海外の大型車、家庭用と業務用のミシンのどれも大きな値段の差ですが、値段の差の説明は単純につきます。
しかし、モノやサービスの値段の差を感じるのは、必ずしもそれ自体のもつ値段の影響だけではありません。
車は高額なモノですが、販売しているお店(ディーラー)がそれぞれ分かれているので、お店の中での車の値段の差はそれほど大きく感じません。
国産の200万円ほどの小型車を求めている方が、同じお店の中で10倍以上の値段の海外の高級な大型車を目にすることはありません。
値段の差があることは知っていても、疑問に思うことがありません。
値段の差 価値の表現
値段の差を感じるということは、値段に差があることとは違います。
興味深いモノとしてミシンがあります。
同じお店(あるいは広告)の中で、10~30倍の値段の差のあるミシンが並んでいます。
家庭用のミシンが1万円前後に対して、業務用だと30万円以上のミシンもあるからです。
単純な性能・スペックの差ともいえる値段の差と思います。
素人目には家庭用と業務用ミシンの値段の差の妥当性がわかりません。
ミシンであれば何でもよいという方は30万円のミシンを買ったりしないでしょう。
その一方で、30万円のミシンを疑問の思わずに買う方もいます。
両者の違いに値段の差を感じます。
モノやサービス自体ではなく、モノやサービスが取引する方の価値を表現していることを感じるときに値段の差を感じます。
自分がモノやサービスを取引するときに、モノやサービス自体だけでなく、自分のモノやサービスへの価値も表現していることは普段気付かないことが多いのです。
普段行かないお店にいくことで、かえって自分の無自覚な価値観に気付けます。
蛇足
自分を客観視するのは、心がけだけでは難しいのです。
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