商工会議所の税務支援に参加しました!
初参加のレポートです。
「御代の春」(とらや・京都→東京)
商工会税務支援 身近なはず!?
地域の公的な機関や組織といえば、
- 市町村役場
- 警察署
- 消防署
といったところが連想されますが、
- 商工会議所
もご存知の方は多いはずです。
個人事業主や小規模事業者の経営のサポートをしている
公的な組織です。
ビジネスをしている方だけでなく、
日商簿記などの資格試験でもおなじみです。
(日商簿記の正式名称は「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」)
ビジネス、事業活動ということで税理士とも縁があります。
商工会税務支援 確定申告期と税理士
税理士業界と商工会議所は確定申告の税務支援でも
コラボしています。
私も2021年(令和3年)分確定申告の支援業務に参加しています。
2月から3月にかけての参加です。
商工会議所での支援ということで、
確定申告といっても対応する範囲は限定的です。
所得税では、
- 事業所得を中心に
- 不動産所得
- 雑所得(年金など)や給与所得
- 譲渡所得(事業関連)
が目立ちます。
消費税の申告書のサポートは少数にとどまります。
記帳、帳簿の入力や申告書類の収集は
商工会が主導して事前に済ませています。
一般の確定申告相談会場のように
相談者が行列状態ということはありません。
かといって、書類のチェックばかりでもありません。
商工会の「記帳指導員」の方からの照会・問い合わせもあります。
コロナ禍ではありますが、相談者が商工会に来訪して
税務相談を受けることもあります。
消費税のインボイス制度の導入といった
確定申告とは直接関連しない相談もありました。
商工会税務支援 何を期待するか?
目の前に積まれたチェックする書類と向き合うと
商工会の手際の良さが感じられます。
ビジネス・事業をされている方でも、
- 帳簿の作成方法がわからない
- 帳簿の作成に煩わしさを感じる
- 確定申告書の作成に不安がある
といった不安や欲求があります。
経営者にとって確定申告の手続きは絶対に必要です。
商工会での記帳や確定申告のサポートは
義務のサポートに貢献してくれます。
では、税理士の役割は?というと、
- 記帳や申告に加えて
- プラスアルファ
となります。
「プラスアルファ」は定型的というよりは、
個別・目的に応じたサービスです。
毎月の経理処理であっても、翌月5日まで
といったサービスもスピードでのプラスアルファです。
経営している状況を
- 早く知りたい
- 別の視点から知りたい
- 期待する方法で管理したい
といった欲求もあるはずです。
どういった経営の選択をとるかによって
税務会計サービスの選択が広がります。
蛇足
税理士事務所に勤務していたときには
商工会と縁がありませんでした。
税理士事務所とは異なる組織の税務会計サービス
を確定申告のサポートで垣間見ることができました。
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