経営者の超入門税務申告Vol.3 所得税と法人税の違い
所得に課税だけど異なる仕組みとは?
事業活動では「税金」の負担は無視できません。
経営者であれば税務申告が必要なことは心得ています(よね?)。
とはいえ、所得税と法人税の違いって何ですか?
という問いで立ち往生かもしれません。
法人成りや個人成りも経営判断の一環になるので、
ザックリでも税金の仕組みの理解がおすすめです。
所得に課税 ザックリならカンタン…?
個人事業でも法人経営でも1年間を事業活動の単位として
「税金」の負担は無視できません。
個人事業での「所得税」も法人経営での「法人税」でも
「所得」に課税される点は共通しています。
ザックリした仕組みとらえると、
- 売上-経費=利益 → 利益≒所得
- 所得✕税率=税金
といった所得税と法人税の共通点があります。
事業と関連する税金でも消費税とはまったく異なる仕組みです。
他方、事業のメインの税金である所得税と法人税には
大きく異なる仕組みがあるので理解しておく必要があります。
所得に課税 違いを理解しておく
事業のメインの税金ともいえる所得税と法人税での違いは
税額の計算だけにとどまりません。
- 所得税はすべての所得、法人税は事業の所得のみ対象
- 所得税はすべての所得が対象
- 所得税は個人事情を「所得控除」で反映させる
- 所得税は累進税率、法人税は比例税率
- 赤字なら所得税は負担セロ、法人税は均等割を負担
- 所得税の申告書はシンプル、法人税は複雑
- 所得税は国税庁ウェブアプリで作成も選択肢
- 法人税申告書は分量・仕組みの負担が大きめ
個人事業から始めて法人経営を想定している場合には、
所得税と法人税の仕組みの違いが大きく感じられるはずです。
所得に課税 プラスになる共通点とは!?
所得税には所得税の課題があり、法人税には法人税の厄介さと
それぞれ一筋縄ではいかない問題があります。
とはいえ、事業を切り口にして突破口をとらえてみると、
- 適切でタイムリーな会計処理がプラスに働く
という共通点があります。
事業での所得税も法人税でも適切な会計処理の「青色申告」
による制度があります。
適切は会計処理は税負担上の特典があることも魅力ですが、
- 適切な会計処理が納税予測も税務申告もカバーする
- 実態を反映した経営判断の基礎になる
という経営への効果が大切です。
個人・法人という事業形態や業種・事業規模とは関係なく、
税理士のサポートが有効になる点も共通です。
現状だけでなく、将来の経営のスタイルを検討しつつ、
外部のサポートを取り入れる経営判断もあります。
蛇足
アイキャッチ画像は実家(石川県加賀地方)での除雪の光景です。
2026年(令和8年)お正月は雪でスタートとなりました。
積雪は30cm未満ですが、除雪が必要な積雪です。
正月太り解消にはちょうどいいかもしれません(笑)。
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