効率化は上流・デジタルから始める!
効率化の糸口はそこかしこにあり!?

「効率化」や「IT」が仕事だけを対象にしている
ということはありません。

「効率化」や「IT」が年配者と相性が悪いはず
ということも思い込みかもしれません。

ちょっとした応対からも問題買付の糸口がみつかる
かもしれません。

上流・デジタル 下流からの対策は不毛

2024年(令和6年)の令和6年能登半島地震への対応策として
「ニ地域居住」が政府より提唱されています。

過疎化・高齢化による人口減という実情を踏まえつつ、
都市部での生活とも並行した生活の提唱です。

私は能登地方の出身でも在住者でもありませんが、
加賀地方で実家町内の行事に定期的に参加しています。

町内の清掃活動などに加えて「簡易水道」での活動も
初夏と秋に参加しています。

飲用ではないものの、生活用水として利用されている水道であり、
清掃・保全活動も町内のメンバーで実施しています。

今年の初夏の活動にも参加してきました。

通常は、水槽内部とその周辺・水路やホースの清掃・修繕と
ルーティン化されています。

今回は、残念ながらイレギュラー対応ありでした。

上流部での工事の影響で川に大量の土砂が流れ込み、
下流での水路を塞いでいたため排除する必要がありました。

根本的な対策は上流部での砂防対策にあるようなので、
今後も同様の問題が発生する可能性があるようです。

上流・デジタル 年配・ローカルはマイナスの誤解

簡易水道の作業の後はいつも通りの懇親会でした。

上記の土砂問題だけでなく、各自の近況なども確認したり、
世話役の交代を確認したりでした。

世話役の役目は以下のとおりです。

  • 会費の徴収
  • 作業日時に設定と「連絡」
  • 懇親会食事の手配
  • 通帳管理と会計処理

地味に面倒なのは「連絡」です。

従来は、作業日時を記載した書面を作成して、印刷した上で、
町内メンバーの各家庭の郵便受けに届けていました。

  • 文書を作成
  • 書面を印刷
  • 書面を届ける

文字に起こしてみると、面倒くささが伝わります(笑)。

年配のメンバーから世話役の交代をきっかけに、

  • LINEグループを作成して、連絡を効率化しよう!

といった提案がされました。

作業が下流での不毛な対応だっただけに、意外な展開となりました(笑)。

上流・デジタル 身近にできるはずから

LINEグループは「トーク」画面右上の吹き出しアイコンから
「トークルームを作成」で作成できます。

グループ作成後は「招待」よりメンバーを加えていくことで、
連絡網が完成します。

世話役からの連絡に限らず、メンバー間での情報共有が効率化できます。

「スマホ」も「LINE」も身近なツールです。

あらたまったIT利用や効率化といった力みはありません。

上記は、町内のメンバーでのちょっとしたやりとりの微調整
でしかありません。

とはいえ、大半のメンバーの参加といった「上流」部で、
「デジタル」利用での効率化として好例といえます。

提唱者が年少者ではなく、年配者だった点も見逃せません。

身近から始められる効率化の糸口はそこかしこにありそうです

 

蛇足
アイキャッチ画像は作業用に購入したばかりの長靴です。
私は「幅広甲高」の足型なので、相性の良い長靴が期待できません。
長靴でも作業用の靴でも「4E」相当のサイズに期待ですね。

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