地元民に観光地を尋ねるアタリとハズレとは?
税務会計ネタは無しです。
「観光地」は自分の住んでいる地域から遠方の場所
と思い込んでいました。
尋ねる側から尋ねられる側へ逆の立ち位置になると、
「地元民」らしさが出てきます。

夏祭りの提灯
地元民に尋ねる なぜ不機嫌?
知らない土地のことを地元の方に尋ねてみると、
それほど好意的でない反応があったりします。
たとえば、京都の方と観光名所のことを尋ねようとした際に、
- 「それどこっ?、…」
と困った表情をされることが少なくありません。
一瞬、脳裏に「いけず」の文字がよぎりました(笑)。
上記の会話から年を経て、北陸新幹線が開業してみると、
地元民の応答でのチグハグ感がわかってきました。
地元民に尋ねる アタリとハズレ
金沢駅は2015年の北陸新幹線開業以降、メディアでもとりあげられ、
「鼓門」は象徴的な存在となっています。
金沢駅周辺にはホテルも多く、駅東口からは「近江町市場」や
観光地へとつながっています。
ザックリいえば「明るい」印象です。
一方で、私の金沢駅東口の印象・原風景は「薄暗い」だったりします(笑)。
新幹線開業以前と以降で環境も印象もガラッと変わり、
記憶や印象と現実のギャップを強く感じます。
ギャップの強さを感じるのは「地元民」としてのお尋ねのときです。
- 「どこのホテルが良いですか?」
- 「金沢駅周辺のおすすめのお店は?」
- 「金沢駅側のおすすめの観光スポットは?」
観光や出張で来県された方の定番の問い合わせですが、
- それは私も知りたい!(笑)
といった実態があったりします。
あまりツッケンドンな態度もとりたくないのですが、
無難で曖昧な応答になりがちです。
他方で、尋ねられていないが応えやすいのは、
- 交通事情
- ローカルルール
とあまり注目されない対象です。
ナビでもマップでもルートを調べることはできますが、
- 時間やイベント時での混み具合
- 金沢市中心部のお店は水曜定休日が多い etc
といった情報は発信が少なかったり、曖昧だったりします。
地元の方の生活感に添っている情報は伝えやすい対象です。
地元民に尋ねる 日常とのギャップが楽しめれば!
金沢市が観光地として注目されることで飲食店で「行列」を
見かける機会が増えました。
新しいお店ではなく、数十年営業されているお店が注目され、
遠方からの観光客で行列となっているわけです。
地元民目線だと「なんで今さら?」といった印象ですが(笑)、
観光は日常とのギャップが楽しめればいいのかもしれません。
あえて地元民のおすすめのお店を尋ねてみたところで、
日常的すぎてガッカリかもしれません(笑)。
観光は当事者目線で楽しめればベストですね。
蛇足
アイキャッチ画像は夏祭りの提灯です。
野々市市役所(石川県)の玄関にかけられていました。
「じょんから祭り」が開催されるそうです。
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