とりあえず尋ねてみるが効率化のきっかけ!
完全な移行や交代を待たない!
取引先にに失礼がないように、ご迷惑をおかけしない
といった配慮は大切です。
一方で、こっちには面倒で非効率なんだよなぁ
といったこともあります(笑)。
変化を待つだけが選択肢ではないはずです。
尋ねて効率化 共通項がある
パッと見ると関係がなさそうでも、なんとなく関連がありそう
といったことがあります。
たとえば、税金の申告と銀行サービスの利用。
旧来の印象であれば、
- 窓口
- ハンコ
- 書類
といった連想が働きます。
旧来の手続きも続いていますが、「e-Tax(電子申告)」や
ネットバンキングを利用する割合が増加しています。
e-Taxやネットバンキングでは、
- デジタル
- オンライン
- ペーパーレス
- キャッシュレス
といった共通項があります。
効率化につながる共通項です。
税務申告や銀行サービスの利用に限ったことではなく、
共通項に当てはまるなら効率化の対象になりそうです。
尋ねて効率化 メールもありなのか!?
私は税理士として独立して以来、メインの通信手段はメールです。
通信手段としてのメールは、
- 電話のような拘束性がない
- データのやりとりともつながる
- 電話や郵送に比べてコスト面で有利
といったメリットがあります。
税理士法でも税理士がIT利用を推進することが謳われるので
筋の良い選択のはずです。
他方で、未だにファクスや郵送での回答を求められることも
若干あります。
たとえば、税理士会(笑)。
お知らせの通知の下部に書面で回答するための「切り取り線」がある
といった具合です。
返信用のハガキがない限り、私はメールで回答しています。
私以外にもメールでの回答で対応している方がいるためか、
回答の選択肢にメールも加わりつつあるようです。
尋ねて効率化 移行や交代を待たない
デジタル・オンラインといったITの利用で効率化につながる
といったことは否定されません。
他方で、過去からの慣習やIT未利用者への配慮などから、
旧来のスタイルが堅持されているようにみえることがあります。
対応や処理を担っている現場と対外的な応対にズレがあるためです。
世代交代などの変化を待っていると数十年かかりそうです(笑)。
とりあえず対応方法が変更できないか尋ねてみることがおすすめです。
継続して対応する処理が効率化できるかもしれません。
効果は数十年後まで及びます。
蛇足
世代交代というと、つい上の世代に注目しがちです。
下の世代の変化が見逃せません。
学校教育でパソコンやキーボードに慣れ親しんだ世代が
ぼちぼち仕事でも登場してきそうです。
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