秋だからこそ大掃除がおすすめな理由とは? 年末や繫忙期で時間ロスしない!
食欲の秋、読書の秋、大掃除の秋!?
大掃除の秋 楽しんでいる場合か!?
2021年(令和3年)10月はコロナ禍が続いているものの、
緊急事態宣言が解除され、ワクチン接種も進んでいるためか、
ちょっと一安心している状況です。
秋晴れも続いています。
コロナ感染拡大のリスクはあっても、外出したい気持ちは強まります。
外出しないまでも、秋は食欲や読書といった面でも楽しい季節です。
スイーツ、魚介類、お酒が美味しくなってきます(笑)。
秋は暑くも寒くもなく、魅力の多い季節です。
とはいえ、楽しんでばかりいるキリギリス状態がベストとは言えません。
冬というよりも、来年に向けての準備もぼちぼちおすすめです。
大掃除の秋 ルーティーンと悪循環
一年が1月から12月と区切られていることや、季節の変わり目ということもあり
年末にかけて忙しくなる仕事はよくあります。
たとえば、お歳暮や年賀状の配送や配達。
あるいは、火災の予防や消火に対応する消防署。
そして税理士・会計事務所。
秋から冬にかけての年末調整からいわゆる繁忙期がスタートします。
年明けからは、法定調書や給与支払報告書や償却資産税と対応が続き、
2月からは確定申告の受付がスタートします。
3月に確定申告が終了すると、法人の3月決算があります。
5月末の申告期限でようやく一区切りです。
年末調整や確定申告・法人の3月決算などの繁忙期は業界特有のルーティンワーク
ともいえます。
多忙になるとはいえ、それなりに見通しのつく業務です。
反面、何の備えもなく繫忙期をあっさり受け入れてしまうと、
新しい取り組みは来年の初夏以降になりかねません。
時間のロスが目立つ悪循環になります。
大掃除の秋 まず捨てるからスタート
年末や繁忙期といった区切りは、一見見通しがつきやすい基準です。
だからといって、いつも通り・みんなと同じように受け入れると
年末後の年明けや繫忙期以降の閑散期で出遅れます。
先取りするといっても、新しい取り組みだけが選択肢ではありません。
これまで使っていたモノやサービスの見直し・停止・廃棄は、
時間に余裕があるときこそ慌てずに判断できます。
大掃除というと短期で一挙に片付けるイメージですが、
- お金
- 業務
- 効果
を時間をかけて振り返りつつ取捨選択できます。
年末の寒くせわしない時期に慌てて判断するよりも、
負担の少ないクリアな判断が期待できます。
蛇足
確定申告の準備を年内に進めることも、
秋から大掃除を始めることもつながっています。
年が明けてから、繫忙期が終了してからでは
時間のロスが出るという点で共通です。
蛇足2
ちょうど半年前にも似たようなことを書いてました(笑)。
(春は会計事務所の大掃除!?)
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