課題を解決した後で効率化するか?
理解が先か、実行が先か?
はっきりとした正解のない定番の問題の一つに
「鶏が先か、卵が先か?」問題があります。
気乗りしない問題だと先送りの言い訳になりがちです。
体よく棚上げしてしまうアプローチに魅力があります。

見るより食べるが先(笑)
どちらが先 春らしい展開?
2025年(令和7年)の冬は例年より長く感じられました。
私の住んでいる石川県では前年2024年11月下旬より
曇り空や雨・霰(あられ)・霙(みぞれ)が続きました。
1月半ばまで降雪量が少なかったものの、1月下旬以降
2月はしっかり雪が降り続きました。
3月はなんとか天候が冬から春に向かいつつも気温が乱高下。
最高気温が28℃で3月の観測では異例の日の3日後に降雪(笑)。
それでも春らしい展開が見えていたりもします。
たとえば、仕事の見直し、効率化もその一つです。
どちらが先 理解が先か、実行が先か?
新年でも新年度でも、決算・申告をきっかけにしてでも
仕事の見直しの機会になります。
税務会計では、IT・オンライン・デジタル面から
効率化が進められます。
キャッシュレス決済・ペーパーレス化も定番の対象です。
会計処理では、会計ソフトの利用とデータの入力が効率化や
見直しの対象となります。
会計ソフトは会計処理の効率化では必要なツールですが、
不適切なデータや非効率な入力ではかえって足かせになります。
取引の実態を反映して、適切な処理をするためにも、
- 資料やデータを網羅的に収集・保管
- 適切な会計ソフトの設定
- 勘定科目、消費税
- 会計や税法上の適切な処理
- タイムリーな会計ソフトへの投入
と会計ソフトの運用には「理解」しておく留意点があります。
会計ソフトの運用ではソフトに直接入力する場合もあれば、
Excel経由でソフトにインポートも「実行」の選択肢です。
Excelの効率的な利用も「実行」段階での課題となります。
座学、学校での教育であれば理解→実行が定石です。
他方、座学・学校教育が向いている方ばかりとはいえません(笑)。
理解が先か、実行が先か?とすっきりしない問題があります。
どちらが先 フォローがついてくるか?
ややこしい問題は体よく棚上げしてしまうことも一手です(笑)。
仕組みの理解と効率的な実行を並行させても問題はありません。
ただし、無手勝流ではなく、適切なフォローがあることが前提です。
税理士のサポートがあれば、理解と実行を並行させつつ
会計処理を進めていくこともできます。
会計や税金の仕組みはすべてを一挙に理解はできません。
処理の効率化も当事者のスキルや状況で変わってきます。
仕事を進めながら理解も実行もフォローを続けることが
現実的な対応になります。
蛇足
アイキャッチ画像は「ヒスイ羊羹(大むら菓子舗 富山県朝日町)」です。
富山県朝日町のヒスイ海岸に由来した羊羹です。
ヒスイに見立てられた餡の色合いが鮮明です。
見とれてばかりではもったいないので、早々にいただきました(笑)。
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