お金にきれいも汚いもない だから透明にしておく

気持ちも、処理も。


初雪

お金を透明に きれいも汚いもない

お金好きですか?

好きです(笑)。

どうしてお金が好きかと問われると、さして考えずに答えられます。

欲しいモノやサービスが手に入るから、と。

もう少し突っ込むと、お金のもう一段上のありがたみも感じます。

誰が使おうと、お金の価値に変わりはないから、と。

権威や肩書に関係なく、お金の価値は誰が使っても同じです。

お金のありがたみは、無節操なほどきれいも汚いもないところにあります。

お金を透明に お金の汚さは会計処理から発生

お金にきれいも汚いもない、とはまったく逆の表現もあります。

金に汚い、と。

ただし、この表現はケチやしみったれの言い換えにすぎません(笑)。
(ケチやしみったれの類義語は意外に多い印象です(笑))

表現とは別に、行為の結果によってお金が汚くなることがあります。

汚くなるとは、表立って使えない・説明のつかないお金とも言えます。

悪意をもってお金を汚くしてしまうケースがあります。

代表的な行為は、売上の除外や架空経費の計上です。
あったはずの売上を計上しない、売上の除外。
無かったはずの経費を計上する、架空経費の計上。

お金の汚さは、会計処理から発生します。

本来するべきであった会計処理を反故(ほご、スルー)にすることでお金は汚れます。

汚れたお金は大っぴらに使えません。

お金を透明に 透明度は処理で裏付ける

お金の汚れは、悪意が無くとも生じます。

たとえば、経費では領収書やレシートの不在がお金の汚れにつながるとみなされます。

ポイントは、必ずお金の汚れになるのではなく、お金の汚れとみなされることです。

みなされる、つまり第三者の視点からの評価がお金の汚れの分かれ目となります。

第三者の視点は、日常的には感じない視点です。
強制的にそうした視点を感じるのは、税務調査などの特別なイベントにより感じます。

避けたい誤解は、第三者の視点は事故や災害ではないことです。

お金自体にはきれいも汚いもありません。

ただし、会計の処理に悪意を持ち込んだり、ルーズでは結果としてお金が汚れるかもしれません。

誰からみてもまっとうな会計処理は、お金の透明度を裏付けます。

いわゆる「ガラス張りの経営」は、お金のやりとりの透明度を高める処理を徹底している経営です。

本来きれいも汚いもないお金を不自由にしないためには、透明度を高めるための処理が必要です。

 

蛇足
キャッシュレス決済が強まっても、お金のきれい・汚いという感覚は変わらないと思います。

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