税務会計は採点じゃなくチェックと対応が肝心!
適切な過程で後日のリスクに対策!

「合格レベル」といった発想には救いを感じます。

最低点でも合格は合格と言い張れるわけですから(笑)。

点数による評価はとっつきやすく幅を利かせがちですが、
当てはめる分野を間違えると誤解の元です。

税務会計分野とは相性の悪さが目立ちます。

点数もチェックも追いつかない美味しさ(笑)

チェックと対応 何点くらい?の違和感

税理士業は決算書や申告書の作成だけをしているわけではなく、
税務会計の相談・問い合わせも多々あります。

サクッと即答できる内容もあれば調べて・検討して回答する
込み入った場合もあります。

他方、返答というよりも対応に困る問い合わせがあります。

依頼料金の値引き要求、ではありません(笑)。

そちらは事務所サイトに掲載済みです。

対応に困る問い合わせは、

  • 「ウチの帳簿って何点くらいの内容ですか?」

といった点数に関わりがあります。

チェックと対応 後日に問題が顕在化!?

数値化や見える化は曖昧な状態から脱却して課題に取り組む
という局面で有効です。

取り組んでいる対象を点数化する・されることに慣れていると
判断の拠り所としがちになります。

さらに「合格」のレベルという基準があることを前提にすると
目標としやすくなる面が強まります。

試験勉強であれば効率かつ妥当な判断基準になります。

他方、税務会計の処理や対応では点数化は相性が悪い
と言わざるを得ません。

会計処理上、資産・負債・収益・費用と確認すべき対象は
少なくありません。

とりあえず60点、なんとか及第点といった判断をすると、
失点部分が未処理・誤処理で放置されかねません。

試験の点数は採点時に決定することが前提ですが、
税務会計では後日に問題が健在化することがあります

たとえば、多額の役員貸付金。

後日の税務調査で事実上の役員賞与と課税当局よりみなされる
といったリスクがあります。

チェックと対応 適切な過程を経る!

チェックリストは税務会計の処理上有効なツールですが、
利用に村があったり形骸化していれば残念なことにかわりありません。

チェックリストでクリアできていない項目を放置しっぱなし
という状況も同じく残念です。

税務会計の処理は数字を扱いますが点数化とは相性が悪く、
形式的なチェックだけでも意味をなしません。

継続的なチェックと検討や適切な選択の過程が後日のリスク対策となります

税理士との協働はそうした過程にプラスになるはずです。

 

蛇足
アイキャッチ画像は「加賀のおかし(清水屋 石川県能美市)」です。
石川県の公式キャラクター「ひゃくまんさん」のパッケージだけでなく、
名称や意匠が「加賀梅鉢(前田家家紋)」とわかりやすい最中です。
採点やチェックリストよりも「折り紙付き」がふさわしいですね。

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■林友範税理士事務所

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