AI✕会計で発生する誤解とは?
経営判断のサポートとは!?
AIの活用は会計でも期待されています。
他方、「会計」だけでとらえると漠然としています。
期待の過剰が残念なズレにならない対策が必要です。
期待のズレ フワッと漠然と…?
これまでとは違う変化を感じると期待が高まります。
Windows95やiPhoneの登場が典型的な例です。
税務会計業界では「クラウド会計」の登場とそれに続く
AIの活用が目立つ対象です。
AI✕会計は業務の効率化の組み合わせとして相性が良い
といった印象があります。
会計とAIにはわかりやすい接点があります。
- 数字を扱う
- 一定のルールがある
他方、「会計」というとらえ方だけで期待が先行すると
フワッと漠然とした期待が過剰になりがちです。
期待のズレ 経営判断の担当は?
AIの利用により、
- 取引のデータの読み取り
- データの「仕訳」の作成
- 異常値のチェック
といった「会計処理」の「効率化」が期待できます。
資料やデータを目視で確認して手入力することによる
時間やミスの削減が期待できます。
とはいえ、AIに期待できるのは「会計処理」の「効率化」
と限定的にとらえておく制約もあります。
会計、勘定科目の選択を含めた簿記の「仕訳」は
機械的でも形式的な処理だけではありません。
取引の内容次第では検討や判断が必要なこともあります。
会計上の検討や判断は経営判断でもあります。
AIが暫定的に会計処理をすることは経営判断ではありません。
経営判断は経営者の仕事です。
期待のズレ 役割分担を再編
会計が経営に及ぼす影響は、
- 決算書
- 税務申告書
といった定型的な様式にとどまりません。
「会計」は資金繰りや経営の管理と経営全般に及びます。
経営者にとって「会計」はグッと重い経営判断とセット
になる可能性もあります。
継続が前提の経営での経営者の役割を分担する選択肢として
税理士との協働があります。
会計上の課題や検討を税理士がサポートすることを選ぶ
という経営判断もあります。
AIを「会計」面で利用することには魅力がありますが、
- AIだけでは完結できないので、
- AI✕経営者✕税理士で役割分担を進める
といった選択がおすすめです。
過剰な期待が上滑りにならない選択がおすすめです。
蛇足
アイキャッチ画像は実家町内の新年の会合で提供された
お寿司とお弁当です(じんずし・鯛佐、石川県白山市)。
お弁当に数の子が入っているので季節感があります。
町内の方とは普段顔を合わす機会が少ないこともあり、
例年通りの集まりも無駄ではありませんね。
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