確認するならアナログ?、それともデジタル?
課題の解像度は相互フォローで上げていく!
もやっとした不安がはっきりした課題となると、
解決への見通しをつけられる希望が出てきます。
さらに解決への糸口が見つかれば幸いですが、
次の一手をどう打つかまで気が抜けないはずです。

確認はどちら 面談でもメールでも
私は税務相談を主に面談・対面で行っています。
できるだけ事前に課題を明らかにしたうえでお会いしますが、
必ずしもその場で解決できるとは限りません。
面談後のフォローが必要な場合には後日メールをお送りする
といった対応をしています。
面談でもメールいずれの対応でも、
- 当事者目線での「ご確認」をいただく
といった機会をとるようにしています。
確認はどちら アナログ?、それともデジタル?
「ご確認」いただくとはいうものの、どうすりゃいいの?
というツッコミがありそうです。
資料の存在や内容であれば、現物の確保や文字通りの確認
といったことになります。
私からご説明した内容や考え方、参考となる情報であれば、
アナログとデジタル両面での「ご確認」の可能性があります。
アナログとデジタルのどちらかの優劣の問題ではありません。
面談中であれば、手短に紙に図解やイラストを使う
アナログの確認がてっとり早いかもしれません。
メールで参照すべき情報源を示している場合であれば、
デジタル・オンラインの利用が有利です。
「ご確認」により次の段階に進む、後戻りしないことが大切です。
確認はどちら 課題の解像度は相互フォロー
税務会計の問題は当事者の抱えている課題の洗い出し、
解像度を上げていく過程がともないます。
簿記の仕訳での勘定科目の選択といった課題でも、
取引の規模や頻度の確認がともないます。
不動産の譲渡による「譲渡所得」では「特例」が多々あり、
「要件」に該当するかどうかの見極めが重要となります。
(譲渡所得は相談会の「鬼門」か!?)
税理士は税務会計の課題を依頼者とともに解決しますが、
一方的・独断的に判断するわけではありません。
依頼者・税理士の相互フォローで課題の解像度を上げていく
といった過程があります。
アナログの手法もデジタル・オンラインでの手法でも、
建設的に後戻りしないアプローチが必要です。
ノートではなく、ちょっと紙にメモした内容などは
スマホで撮影して画像データでクラウド保存すれば、
後日参照できます。
手短に利用できるアナログ、効率性で有利なデジタル、
当事者の課題解決を優先した利用がおすすめです。
蛇足
アイキャッチ画像は散歩中にみかけたキクです。
見慣れている花のつもりですが、色の違いまで注目すると、
これまで漫然と見ていたことに気付かされますね。
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