銀行サービスも窓口からウェブへ!
いしかわ電子納税推進プロジェクトがサポート
「窓口」ということば表現としては使いますが、
窓口感のあるところは少なくなりましたね。
宝くじ売り場や競馬場などの公営ギャンブル、昔のタバコ屋と
許認可ビジネスと「窓口」のイメージが重なります。
銀行サービスも「窓口」は健在ですが、確実に変化しています。
窓口からウェブへ 遠のく窓口?
すっかり足が遠のいたなぁというところがあります。
たとえば、ネットカフェ。
インターネットへのアクセスが貴重だった21世紀初頭では
ちょくちょく利用していました。
回線速度も容量、利用料金にも不安がなくなってみると、
すっかり足が遠のきました。
税務署に行く機会も少なくなりました。
税理士業を営んでいますが、書面でのやりとりが少なくなり、
税務署に赴く機会はグッと少なくなりました。
銀行などの金融機関についてはATMの利用で訪れるくらいです。
窓口からウェブへ いしかわ電子納税推進プロジェクト
銀行の支店が減り、インターネットバンキングが利用しやすくなり、
銀行の「窓口」の利用する機会は激減しました。
事業経営ではかつては決済手段で重要だった小切手や手形も
今後は使用できなくなります。
金融機関の「窓口」の利用は今後も減少し続けます。
他方、金融機関のサービスは依然として重要かつ不可欠です。
課税当局が推しているキャッシュレス納税と金融機関の動向は
デジタル化・オンライン化でつながっています。
「いしかわ電子納税推進プロジェクト」はその一例です。
石川県内にある金融機関が電子納税を推進する活動をしています。
これまでインターネットバンキングを利用していなかったり、
キャッシュレス納税を利用していない方も含めてPRしています。
PRだけでなく、電子申告で利用する「利用者識別番号」があれば、
店舗での操作サポートのサービスも受けられます。
これまでの窓口利用とは異なる金融機関の利用の可能性があります。
窓口からウェブへ 納税だけに限定しない!
キャッシュレス決済、とくに金融サービスでのデジタル化や
オンライン化は業務の効率性と関連します。
- 決済の時間的制約の緩和
- 金融機関までの移動時間の制約の大幅な減少
- 取引データの電子化による会計処理の効率化
金融サービス利用でのデジタル化・オンライン化だけが進む
ということはありません。
請求事務などの他の業務でのコスト削減や効率化ともつながります。
納税はなんやかんや言っても避けられない対象です。
電子納税をきっかけに決済を含めた業務のデジタル化や
オンライン化での改善がおすすめです。
税金を切り口に税理士がサポートできることもあります。
蛇足
医療法人に勤務していた際、毎日のように銀行に入金に行っていました。
ご利用者の決済が現金中心だったため仕方なかったのですが、
現金輸送担当だったわけですね(笑)。
今後は珍しくなりそうな業務です。
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