効率化は攻略法の開発と試行錯誤の連続!
唯一の正解ではない選択を探る!
「開発」ということばを出すとベンチャー企業や
大企業を連想されがちです。
提供する製品やサービスばかりが「開発」とは限りません。
経営の効率化と関連する「開発」もあります。
攻略法の開発 1年経ってみると…!?
「無理ゲー」という表現があります。
設定の難度が高すぎて攻略できる見込みがない場合に使います。
たとえば、税理士の試験。
毎年一度しがない試験にも関わらず難問が出題されます。
難度に驚いている間に不合格になるので困りますが(笑)、
1年も経ってみると「攻略法」が確率されていたりします。
複雑な問題であっても、情報の整理や手順を工夫することで
正解にたどり着ける見込みができるわけです。
当初は手が付けられない「無理ゲー」であった場合でも、
「攻略法」の「開発」で克服できます。
攻略法の開発 ゲームというより囲碁・将棋
製品やサービスだけを対象にした「開発」ではなく、
経営の効率化を「開発」の対象にすることもあります。
たとえば、会計処理。
ルーティン化しやすい、デジタル・オンラインと相性が良い
という面で効率化を期待しやすい対象です。
会計ソフトを利用することが処理の前提であっても、
- ソフトの種類‐クラウド型 or インストール型
- データの入力‐オンライン連携・OCR・Excelでのエクスポート
- 会計データの利用
と選択の余地があります。
事業経営の規模や状況、担当者、投資状況といった点でも
選択に違いがでてきます。
特定のゲームの唯一の攻略法というよりも囲碁や将棋での
新たな一手を探る開発と似ています。
攻略法の開発 設定と見直しの連続
お客様の会計処理の状況を確認させていただくと、
これまでの攻略法の試行錯誤がみられます。
パソコンのない時代、デジタル・オンラインよりアナログの時代、
それぞれの状況に応じての効率化がみられます。
同時に「開発」が中断されている状況もみえたりします。
特定のケームや試験問題の攻略法は固定されていますが、
経営に関連した「攻略法」は「開発」の継続が前提です。
外部の見解、税理士のサポートが業務の効率化につながる
攻略法の開発を後押しすることができます。
唯一の正解がないからこそ、協働での試行錯誤がおすすめとなります。
蛇足
アイキャッチ画像は実家の家庭菜園側の「ナツズイセン」です。
栽培している訳では無いのですが、毎年きれいに咲いています。
2025年(令和7年)8月は下旬になっても猛暑が続いていますが、
それなりに季節も変化しているようです。
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